<週刊文春>に毎週掲載されていた<エッセイ>を収録した書籍です。 図書館で度々読んでいましたが1冊4年分になると痛快・凄まじい・驚きの連続です。 第1章・ まさかのセカンドバージン!?足掻いていたら・想定外の入院・3回も死にかけた! 第2章・ 閉経・ババアってタブー用語なの?ツイッターを始めて・個と全体のの問題にハマる 第3章・ 3・11のあとの幸福とは何か きがつけば、女王様はデビュー20周年 もう<欲しいもの>がなくなった!! 第4章・ 女は女を救えるのか?木嶋佳苗と<ヘルタースケルター>の<りりこ>における美のヒエラルキーと欲望 男性が書いたらすぐに<セクシュアルハラスメント>と、訴えられそうな内容が大半?? ひきこまれて一気に読んでしまった。 私は化け物だ、女という存在のグロテスクなパロデイだ。 私は私の思うように生きる。 ブランド狂いは言うに及ばず、ホストも整形もデリヘルも世間から激しくバッシングされたけど、そのような愚行を通して私は女というもについて考え、自分というものについて多くのことを学んだ。 今や私は自分が何者であるかという答に以前よりずっと近づいている。 <中村うさぎ>は狂った天才と認めたい。<芥川龍之介・太宰 修・三島由紀夫>と同格? 文章の端から滲み出る<自殺願望>が、ありそうなので? 心配だ・ 要注意。