<時は移り~時は」実る> 著者・ 坂東 眞理子(昭和女子大学理事長・学長) <女性の品格>や <親の品格>が大ヒットした学長です。 <自分は若い~精神は若い>と思っている人が、客観的にみると頑固なひとりよが りで、周りから持て余されていることも多いのが怖いところです。 周囲から厳しい批判の聞くことのない、いわゆる<偉い人>に、この傾向がしばしば 見られます。 こんな人達が昔の手柄話、自分の健康自慢をするようになると危険信号です。 私の<若さ測定値>は、より 1・ 決められた長さで話ができる。 年をとるほどいろんなことをあれもこれもと言いだし、話が長くなる。 挨拶を長々とする人は精神が老化している。 2・ 新しい人に会ったり、新しい場所に行ったり、新しいことを始める好奇心と意欲がある。 三か月間それがない状態が続いたら要注意である。 3・ 自分より若い人に敬語を使って教えを請うことができる。 昔自分がこうしたああしたと自慢するのでなく自分の知らないことを若者に 教えてもらうことができる。 もちろん、卑下しすぎないで等身大の自信は持たなければなりませんが、一人ひとり 自分なりの若さをはかる目安を持ち、自戒していきたいものです。 小生より若干お若い坂東さんですが、教育者として <鋭く~冷静>に、世相~先人達を判断されている。 、