<下流老人>
Sep
28
著 者~ 藤田 孝典 さん ・・
発行所~ 朝日新聞社出版局
藤田さんは・・さいたま市で <生活困窮者支援>を、目的としたNPO法人を運営している。
年収400万でも、将来生活保護レベル!?の暮らしに・・
今、日本に<下流老人>が大量に生まれている。
そしておそらく、近い未来、日本の高齢者の9割が下流化する。
下流老人とは、<生活保護基準相当で暮らす高齢者、およびその恐れがある高齢者>である。
現在すでに約600万人が一人暮らし、うち半数は生活保護レベルの暮らしをしているが、これは<他人事>ではない。
日本の老後は、もはやかつてのものから一変した。
間近に迫った日本の<老後総崩壊>に、どう対処すればいいのか? どんな自衛策があるのか?
<下流老人のイメージ>
朝、薄明りの中で目を覚ます・・
身体が重く思うように動けない・・
昨晩の残りのご飯を少し食べ・・たくさんの <クスリ>を飲む・・
持病があるため <クスリ>は欠かせない・・
しかし<クスリ代>が高く頻繁には病院にはかかれないため、もらった<クスリ>を、半分にして飲んでいる・・
朝食のあと着替えると、自宅近くの公園に向かい・・そこのベンチで1日過ごす。
子どもはいない・・配偶者は数年前に他界した。
親族とも連絡を取っておらず・・今どこにいるかさえ分からない・・
年金はもらっているが十分な額ではない・・
この先どう去ればいいか分からない・・
このような<高齢者>は、実際に存在する・・
藤田さんのアドバイスが・・多く紹介されています・・
小生も休職中で似たような状態ですが・幸いに?配偶者~次女と同居しているので悲壮感はない・
近所の住民で<一人暮らしの人~10数人>が、上記のような生活を繰り返している・・
服装や履き物等も無頓着な人が大半・・
毎日同じような顔ぶれで集まり・・複数の将棋盤を囲んで話をしている・・中には昼間から飲酒組もいる・・
一部の人と話をすることがありますが・・愚痴っぱなしが多く・・前向きではない・・
貴方はいいな・・何処にでも出かけて行って・・などと羨まれることもあります。
小生は、服装を含め身だしなみが、乱れてきたら<赤信号>と、気をつけています・・
困ったことが発生したら・・速やかに市役所やNPO等に相談して・・生活リズムの改善を、することが重要です・・