<手足のしびれ>
Feb
6
著者~ 平 林 冽 (ひらばやし きよし)さん・・慶友整形外科病院・名誉病院長
発行所~ 日 東 書 院
冒頭から・・
現代人にとって<腰痛や肩こり>とともに愁訴のトップに上がる<手足のしびれ>は、<国民病>と言えるのではないでしょうか・・
<しびれ>は、整形外科の病気のみで現れるものではありません。
例えば <糖尿病>など内科的な病気や、心因性の原因によっ起こるものもある。
また不規則な食事や運動不足、喫煙、睡眠不足など、不健康な生活習慣が <しびれ>を引き起こしている場合もあります。
* <スマホ>は現代病の原因・・悪い姿勢は背骨や内臓に様々な弊害を起こします。
前かがみの悪い姿勢を長時間取り続けることにより、肩や腕ばかりでなく、首や腰に大きな負担をかけ続けています。
これでは筋肉のこわばりや血液の悪循環が生じます・・それにより <重感や脱力、しびれ>と自覚されます。
小生は<C型肝炎治療>の後遺症で・手足の指先に<冷えやしびれ、強張り>で悩まされています。
<MRI検査~ IT検査~ X線検査等>でも、異状が見られず・・度々<服薬>を変更して治療していますが効果が今一です・・
ページをめくっていたら <第2章~頸椎の病気>で思い当たる記事が目に付いた・・
脊柱管の狭さが原因となる・・<頸部脊柱管狭窄症>
症状としては。まず首や肩の筋肉に強いコリが感じられます。
やがて首から指先にかけてしびれが現れ、下肢の動作まで困難になってきます。
昨年12月のCT検査で <軽い気管支炎>・・問題はありません・・
1月の脳ドックのMRI検査では異状は見られないが首(頸部)が一部が細くなっている・・
ビジネスでは <すきま産業>という言葉が出てきますが・・
<医療の世界>では、各科の領域の境目あたりに問題が生じることもあるので・・気になったら<患者>から、疑問点を訴えないとまずいケースもありそうだ・・
10日の<手先外科>の診察で相談することにしよう・・
<しびれ、痛み>のメカニズムを、丁寧に解説されています。
改善するための様々な治療、自分でできる予防と運動・・
治らないしびれがあっても快適に過ごすための方法・・
危険なしびれを見分けるサインなど・
<ウオーキング~ストレッち>等での予防法・・
<高齢者>の場合の運動は・・
この本の中身をマスターすれば<しびれ>が改善できそうだ