<タルクの原則>
Nov
16
赤旗日曜版で、初めて知った。
小生は、20代前半に胃潰瘍の手術で、当時アメリカで実施されていた(迷走神経切除手術)の実施後、自律神経のバランスが崩れ3年間半病人の体験をした。
数年後、得意だった地理・歴史他等の知識の大半が無くなっているのに驚愕した。
以後は、電話番号は覚えない・不得手なことは手を出さない・無理をしない・己の体力に応じた生活をしてきた。
何度も、大成功・大失敗・挫折・どん底・絶望・・七転び八起きの人生だが・自殺は考えたことはない・
親からもらった命は、親の承諾がなければ無にすることはできないと肝に銘じている。
幸いのことに現在両親はあちらの世界で生活しているので連絡の手段がない。
ブログの自己紹介で<お母さんは命懸けであなたを産みました・・ この世に産んでくれてありがとう・・ 命はたった一つのもの~数えてはいけない>と記している。
TALKとは、Tell、Ask、Listen、Keep safeの頭文字をとったものです。
T:あなたの様子をみていると、とても心配になるという点をはっきりと言葉に出して伝える。
A:自殺のことをうすうす感じているならば、はっきりとその点についてたずねる。真剣に対応するなら、それを話題にしても危険ではなく、むしろ自殺予防につながる。
L:傾聴する。励まそう、助言しよう、叱ろうなどと思ったり、気分転換のためにどこかに連れて行こうという気持ちがわき上がるかも知れないが、最初は、徹底的に聞き役に回り、相手の絶望的な気持ちを真剣に聴く。
K:危ないと思ったら、その人をけっしてひとりにしないで、安全を確保したうえで、必要な対処を行う。周りの人からの協力も得る。危険だと考えられる人、とくにはっきりと自殺を口にしたり、自分の体を傷つけたりした人は、確実に精神科医の診察を受けさせる必要がある。
自殺の危険が高い人は、周囲から手を差し伸べられても、それを拒絶して、孤立を深めていくケースが多い。
日本では、精神科を受診することに抵抗がある人が多い。相手に自殺の危険を感じたら、TALKの原則で対応し、できるだけ早く、精神科の診察を受けさせてください。
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