【Day379】久々に「ひとり情シス」を体験してみての所感
Nov
11
今週の月曜日と火曜日の話です。
実際は1人ではなく、旧情シス女子のサポートがあったので、厳密には1人ではなかったのですが、主力のメンバー2名が出張により2日間不在になったので、そこでの気づきをまとめておこうと思います。
休む暇がまったく無し
まず、普段、我々の部署が担当している「日次ワーク」を1人でやる必要がありました(久しぶりにやる作業も多く…...)。
自動化できている部分もありますが、まだ手作業で確認したり、データを展開したりという作業が多く残っています。
日次ワークをこなしながら、サポート電話の対応。
予期せぬ依頼業務などなど。
昼休みも食事を早めに終わらせて、仕事をしていたくらい。
15年前の「1人情シス」時代を思い出してしまいました......。
あの時は、1日1日を乗り越えるだけで精一杯でした(自分の時間なんて、まったくありませんでした)。
初日は21時過ぎに帰宅。結果、食事も22時過ぎ(翌日は、胃もたれ)。
2日目の午後からは、変な頭痛に見舞われることに(オーマイゴッド!)
普段、使わない脳をかなり使ったからだと思っています。
息をつく暇のなかった、あっという間の「2日間」でした。
意外と細かな手順がわかっていない
定常ワークをさばく中で、わかっていないタスクの存在に気づいてしまいました。
手順書の中に「もし○○だった△をする」という条件に応じた作業をしっかりと書いておく必要性を感じました。
今いるメンバーだけだったら口頭でシェアするだけでも、まったく問題はないですが、未来の仲間に対しても優しくありたい!
一度、定常ワークの手順書を整備を、しっかり時間を取って、やる必要がありそうですね。
仕事の難易度を下げる必要がある!
全部ではないですが、我々がやるタスクの難易度が高い!と思ってしまいました。
30代の頃は、難易度に挑戦することで、自分自身の成長を感じて「悦」に入っていたのですが、もうそんな時代ではありません。
ミスの発生率を下げる工夫が必要。
「難易度が高い仕事=価値ある仕事」ではありませんから! 残念!!
「事故が起こりにくいスマートな仕事をするためには?」という「問い」の答えを探していくのが、情シスのミッションの1つですね。
抽象的な話ではありますが、その「問い」を常に持っているかが大切な気がしています。
特に「組織活動」を止めないための「セキュリティ」、労働生産性を上げるための「品質向上」と「効率化」が最重要でしょう!
未来を考える時間の大切を知る
この2日間、1つ1つのタスクに対して、「この仕事は未来につながっているか?」という質問を投げてみたのですが、ほとんどゼロでした(笑)。
ユーザーの小さな課題解決を次々に実現できたという意味では、未来につながったとは言えるのですが、全体視点としては無かった気がします。
「未来を思い描く」時間の大切さに気づいてしまいました。
「余裕」って大事ですね。
まとめ
あらためて、チームのメンバーに「感謝」です!!!
1つの仕事をしているところに、電話やメールでの問い合わせ対応をしている間に、また別の問い合わせが入る。
そんなことって、毎日毎日発生しているはずです。
普段は分散されていたので気づきにくかったのですが、いざ1人でやってみると、眼の前のメモだけが頼り。
きっと、メンバーも、私がこの2日で感じたような「眼の前の仕事をこなす」だけで精一杯な日を多く乗り越えてきたのでしょう。
結果、この経験からの学びは大きい!
自部門の労働生産性を上げるためのヒントもあったので、少しずつ改善をして、次回「ひとり情シス」をやる機会にどのくらい楽になっているかを比較したいと思っています。
経験って大事ですね!!!