「未来人材ビジョン」に見る、これからの世代に求められている意識と行動(4)
Nov
29
昨日の続きです。
最後に、「ゼロからイチを生み出す能力」を伸ばす方法について書いてみます。
若い世代には、経験は、それほど多くないと思います。
それを補うには、まずは情報量を増やす事が近道だと思います。
その為には、様々な情報源を持つ必要があります。情報源と言えば、SNSなどのネットの情報を思い浮かべますが、それらの情報は玉石混交とも言えます。
正しく正確な情報を得るには、やはり読書が最も効率的ではないでしょうか?
え?「読書」ですか?という声も聞こえてきそうですね。
確かに、タイムリーな情報集であれば、ネットニュースなども有効です。
しかし、読書をすることで、今まで知らなかった知識が広がり、結果的に
新しい世界が広がることが期待できます。
読書は、言いかえれば、素晴らしいメンターとも言えます。前を向くための指針を得る事も不可能ではありませんし、なにより少しの金額で好きな時間で学べる最高のアイテムだと思っています。
ただし、その情報も鵜呑みにしない事も大切です。
つまり、得た情報を常に疑い、思い込みに捉われない事も重要です。
他にも、日ごろから、意識してアンテナを高くしながら過ごす事で、蓄積した情報が、ある時に
まったく新しいアイディアにつながることでしょう。
以上、今回は、経済産業省から発表された未来人材ビジョンを題材に、「常識や前提にとらわれず、ゼロからイチを生み出す能力」について考えてみました。
ただ、これからの時代に必要となる能力は、決して若い世代だけのものではありません。
現在も部下たちを牽引しているリーダーの皆さんにも、チャレンジしていって欲しいと願っています。