この季節、野に咲く草花は、中々見つけられない。
そんな中で公園の樹々の花が楽しみだ。
1週間程前に「夢待ち桜」が開花してないか、と・・!
昨年知った花を見に出かけた。早咲き桜だそうだ。
だが未だ芽がでたばかりだった。立て看板には1月開花。
『「夢待ち桜」淡紅色の一重咲き。 伊豆大島の育種家 尾川武雄氏により
オオシマザクラとカンザクラをもとに作出』と書かれていた。
その代わり、梅の花が咲き始めていた。
昨年、見た青軸(アオジク);
野梅系の種類で花は、緑白色の中輪種、一重咲き、
枝や萼が緑色の青軸性と呼ばれる品種、清楚で気品がある。
咲き始めと言った感じだった。
隣の紅千鳥種は、咲き誇っている風情。立派だ。
「紅千鳥」の命名由來の姿が拝めるか??と想ったのだが、
残念なことに此処の花には見られなかった。
『紅千鳥の雄蕊先端に旗弁(雄蕊が花弁化したもの)が出ることがある。
江戸時代、この旗弁を見て千鳥が飛んでいる風情・・・!
それ故に「紅千鳥」という品種名が付いた由。』
又、さくらにも旗弁が見られるそうだ。
帆を立てているように見えるので『帆立』と言うらしい。
梅の花を見ると江戸中期の大博物学者を思い起こす。
以前にも梅の季節で触れた三浦梅園翁、大学者である。
「藤沢市長久保公園 2016/01/23」
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