〔時節・_・襍華⇔小さな花“藤と桜”〕
楽しみにしていた桜観賞、今年は残念ながら出かけられなかった、が。。!
代わって自宅近くの家で藤が咲いた、と教えて頂きお邪魔した。
そのお宅近くの小公園にも藤棚がある。そこも綺麗に咲いている由。
知人宅の藤を見ていて野生の山藤を丹沢山地で観たことを思い出す。
フジ(藤);
山の自生は、格別だが観賞用の栽培も見ごたえあった。
蔓は灰褐色、右巻き(巻き上がる方向で左巻き)に巻きつく。
葉は互生しほぼ無毛で有柄。小葉は楕円形で先が尖る。
花は、総状花序に多数つき花序が長く垂れ下がる。花は、紫色。
ヤマフジは、短い花序で幹が左巻き(巻き上がる方向では右巻き)。
蔓の場合の右巻き、左巻きは上から見ての状態をいうのが普通。
§ § § § § § §
桜と言うとまず出てくるのは、染井吉野が代表的だろう、が野生を好む。
野の自生樹を見たいとは思うが、近所の植栽桜を見ていて感ずる事もある。
買い物への道すがらの・・身近な場所で観る小さな小枝に見える桜の花。
この可愛い小枝を蘖(ひこばえ、ベーサルシュート)と呼んでいる。
樹木の根元等から生える若芽。太い幹の中で孫(ひこ)に見立て “ひこばえ”。
又、刈り取った稲株から生える、稲の蘖に当る芽を穭(ひつじ)と呼ぶ。
森林伐採後、切り株からの蘖によって新たに森林構成させる事を萌芽更新という。
里山の維持処方だが、再生には時間を要す。再生した新芽の状態を見て昔を想える。
其れにも増して、分かることもある。大木の下部に蘖が多数でる主茎が弱った証。
今年は、漸くコロナ禍が収まり花見も解禁になり盛り上がっていたようだ。
最近、気掛かり危惧することがある。東京・神宮外苑周辺の再整備計画??
先日、逝去された坂本龍一氏も再開計画に疑義を呈していた計画である。
再開発・整備は、必然の事。とは思うのだが、計画内容が問題だ。
スクラップ&ビルドが、問題なのだ。神宮外苑自体の歴史をも思う。
此処の周辺の森は、今や本物の生態系を作り上げている(人工林だった)。
歴史的風土(環境)そのもので、この周辺を経済的効果優先は頂けない。
歴史は、繰り返すというがそうかって・・・痛感・実感する!?!
「令和伍年(皇紀2683年)4月10日、記」
楽しみにしていた桜観賞、今年は残念ながら出かけられなかった、が。。!
代わって自宅近くの家で藤が咲いた、と教えて頂きお邪魔した。
そのお宅近くの小公園にも藤棚がある。そこも綺麗に咲いている由。
知人宅の藤を見ていて野生の山藤を丹沢山地で観たことを思い出す。
フジ(藤);
山の自生は、格別だが観賞用の栽培も見ごたえあった。
蔓は灰褐色、右巻き(巻き上がる方向で左巻き)に巻きつく。
葉は互生しほぼ無毛で有柄。小葉は楕円形で先が尖る。
花は、総状花序に多数つき花序が長く垂れ下がる。花は、紫色。
ヤマフジは、短い花序で幹が左巻き(巻き上がる方向では右巻き)。
蔓の場合の右巻き、左巻きは上から見ての状態をいうのが普通。
§ § § § § § §
桜と言うとまず出てくるのは、染井吉野が代表的だろう、が野生を好む。
野の自生樹を見たいとは思うが、近所の植栽桜を見ていて感ずる事もある。
買い物への道すがらの・・身近な場所で観る小さな小枝に見える桜の花。
この可愛い小枝を蘖(ひこばえ、ベーサルシュート)と呼んでいる。
樹木の根元等から生える若芽。太い幹の中で孫(ひこ)に見立て “ひこばえ”。
又、刈り取った稲株から生える、稲の蘖に当る芽を穭(ひつじ)と呼ぶ。
森林伐採後、切り株からの蘖によって新たに森林構成させる事を萌芽更新という。
里山の維持処方だが、再生には時間を要す。再生した新芽の状態を見て昔を想える。
其れにも増して、分かることもある。大木の下部に蘖が多数でる主茎が弱った証。
今年は、漸くコロナ禍が収まり花見も解禁になり盛り上がっていたようだ。
最近、気掛かり危惧することがある。東京・神宮外苑周辺の再整備計画??
先日、逝去された坂本龍一氏も再開計画に疑義を呈していた計画である。
再開発・整備は、必然の事。とは思うのだが、計画内容が問題だ。
スクラップ&ビルドが、問題なのだ。神宮外苑自体の歴史をも思う。
此処の周辺の森は、今や本物の生態系を作り上げている(人工林だった)。
歴史的風土(環境)そのもので、この周辺を経済的効果優先は頂けない。
歴史は、繰り返すというがそうかって・・・痛感・実感する!?!
「令和伍年(皇紀2683年)4月10日、記」