《襍・/・画 小さな“春”(9) ❖’23-41》

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センダイタイゲキ(仙台大戟) トウダイグサ科(Euphorbiaceae)  
  学名:Euphorbia sendaica



フタバチャルメルソウ(双葉哨吶草) ユキノシタ科(Saxifragaceae)    
学名:Mitella DIPHYLLA
 (筑波大・実験植物園温室・・自生地を知らない。)



坂村真民(さかむら しんみん)・・仏教詩人の詩。一遍に共感した癒やしの詩人。
画像は、臨済宗の円覚寺境内にある。
此の節、舎利殿が一般公開されている。こけら葺きではなく茅葺を知るものも少なくなった。
昭和は、遠くなりにけりだ。

《時節・_・襍囈⇔私的"幻”の植物》
例年、連休の一日は、必ず泉の森へ散歩に出掛けている。
目的は、イチヤクソウとサイハイランの生育状態観察だ。
どちらも健気な姿を見せていた。
サイハイランの株は、飛び地的に広がっていた。

他方、この森の特徴に二級河川の原点がある。
森の中に引地川の源泉、大池と小池がある。
水源地は、神奈川県水道局の管理で立ち入り禁止区域。
それ故、この池周りは金網で囲われ、池の縁には入れない。
一般人からすると、神秘的で探索したい場所である。
そんな池の縁に最近希少植物が生育してるのが確認された。
植物に関心を持つ者からすると調査を公表してほしいのだが!?!
長い間、閉鎖的環境で育った植物、この季節に花が咲く。
センダイタイゲキ(仙台大戟・トウダイグサ科トウダイグサ属。)
学名:Euphorbia sendaica 日本固有種。環境省準絶滅危惧種。
泉の森水源地のセンダイタイゲキは、野生生育地の南限に由。
自生の花姿を見たい、而して記録データをも公表して頂きたいものだ。

又、私的感心ある植物でこの季節に咲く野草がもう一種類ある。
フタバチャルメルソウ、ユキノシタ科チャルメルソウ属の多年草。
草丈は20~50cmになる。雪の結晶のような花がなんとも可憐である。

未知の野草、いずこかで野生化してはいまいか。
植物・・自然はある日、突然に目の前に出現する可能性がある。
散歩での楽しみの一つである。イチヤクソウにして然り。
 
「令和伍年(皇紀2683年)5月7日、記」  

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