《襍草・/・古往今来26》しらん!!

紫蘭が沢山咲いていた!!横浜の港・山下公園南側駐車場上。
この場所が整備されて以来、自転車の待ち合わせ場所としている。
モダンな公園の眺め


シラン・ しらん(紫蘭)    ラン科(Orchidaceae)
学名:Bletilla striata (Thunb. ex Murray) Rchb. f. f. striata  
鮮やかな赤紫色の花、眺めていると西洋から到来した園芸種と思ってしまう!?!
が、実は本州中部以西に分布する国産の野生のランだ。
栽培の歴史も古く、万葉集にも「蕙」で登場してる。
だが野生としては・・・準絶滅危惧 (NT)に指定されてる??
野生、自生地をなんとか出来ないか!?!

4月26日誌「横浜山下町周辺4/26」
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《襍草・/・古往今来25》射干


シャガ(射干・著莪・胡蝶花とも書かれる) アヤメ科(Iridaceae)
学名:Iris japonica Thunb.

多年草で林下に群生する。最近は、あちこちで見かける。
葉は常緑(深緑色)、光沢ありやや肉質、長さは30-60cm、幅2-3cm。
根茎は長く這っており長い走出枝を出す。
4-5月に高さ30-70cmの花茎が立ち上方で分枝、多数の花をつける。
花は径5cm内外でほぼ白色。ふつう3倍体で果実はできない。
自然分布; 本州・四国・九州・中国

林床に咲く故、時として落葉等と共に「楽しさ!!」を醸し出す。

4月25日誌「泉の森4/19」
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《襍草・/・古往今来24》春竜胆


ハルリンドウ(春竜胆) リンドウ科(Gentianaceae)
学名:Gentiana thunbergii

よく似た花「フデリンドウ」は高地の草原等に見られるが、
ハルリンドウは低地の湿原や湿った草地などに生える。

箱根の湿生花園で綺麗な姿を見たことがあったが、
地元の里山でみれるとは、、、!!
今年は、箱根に出向けないのでラッキーであった。
華麗な色合いだ。



4月24日誌「泉の森4/19」
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《襍草・/・古往今来23》一人静



[f:id:redhupa:20140427210855j:image]
ヒトリシズカ(一人静) センリョウ科(Chloranthaceae)
学名:Chloranthus japonicus
別名: ヨシノシズカ(吉野静)、まゆはきそう(眉掃草)
【「静」とは、静御前を意味するらしい】
北海道~九州の山地の林内に生える。
茎は叢生し、紫褐色で数個の節があり、高さ20~30cm。
茎頂に4個の葉が輪生状に対生、葉が開く前に長さ3cmほどの穂状花序を1個頂生する。
花は1個の雄しべが3分岐、外側2個の花糸の基部に葯がつき、葯隔は白色糸状。
果実は核果、淡緑色、長さ2.5~3mmの広卵形。

定点觀察してる場所脇に、それこそ静かに咲いていた。
4月23日誌「泉の森4/19」
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《襍草・/・古往今来22》菫Ⅱ



菫の種類を特定するのは???
里山・森何処に行っても大方、見かける。
画像は、「立壺菫(たちつぼすみれ)」では、なかろうか??

タチツボスミレ(立壺菫・立坪菫)  スミレ科(Violaceae)
学名:Viola grypoceras A. Gray var. grypoceras

ハート形の葉が特徴的。
低地や山地に生えるもっともふつうに見えるスミレ。
地下茎は短く横たわり、やや木化する。
茎は数本そう生して分枝し、果期には30cmになる。
葉はハート形または扁心形で低い鋸歯がある。
花は、6~10cmで根生ならびに茎上に出て淡紫色の花を咲かせる。
自然分布
北海道・本州・四国・九州・琉球/朝鮮(南部)・中国(中部・台湾)。

写真の撮り方だが、ちょっとスリムに!?!


4月22日誌「ハ菅山4/19」
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《襍草・/・古往今来21》菫Ⅰ



春爛漫って感じになってきた。
里山の森にも色々な花が咲き出しす。
中でも同属多種で、なおかつ分かりづらい「スミレ種」
画像は、「丸葉菫(まるばすみれ)」では、なかろうか??
マルバスミレ   スミレ科(Violaceae)
学名:Viola keiskei Miq.

スミレは、単に種を表すスミレ類の総称
世界には、400種あまり、日本にも56種もある。
花のあとに出る夏葉はぐんと大きい。
スミレ科の植物は種類によって、生育範囲がほぼ決まっているらしい。
自然分布;南千島・北海道・本州・四国・九州/朝鮮・中国・シベリア(東部)

丘陵地、山地にはえる。地下茎は短く、葉は柔らかく円心形。
花柄は高さ5-10cmで、大きく白色の花を咲かし、唇弁には紫条が入る。
全体に毛がない。一方、毛があるものをケマルバスミレという。


4月21日誌「泉の森4/13」
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《襍草・/・古往今来20》林床の笑み!?!

春、、、森の床!


林縁から林床、あちらこちらに春の息吹きを感じる。
散策の途、足元でシダ植物が談笑してるやに見えた。
「そこの爺さん・・・又、きてくれたか^^)って微笑ってる」
人知れず、植物たちもいとなみを始める、春。

シダ類の若芽の特定は・・・よくわからない、が多分・・・?
オニヤブソテツ(鬼藪蘇鉄)オシダ科ヤブソテツ属
学名;Cyrtomium falcatum

ソーラスが見られる頃に再確認してみよう。
色々なシダ植物も若芽を見せてくれる。


4月20日誌「泉の森4/13」
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《襍・/・哀悼弔慰》クロモリ人・森幸春!?!



戦後の自転車ロードレース界を牽引し続けてこられた森 幸春(もり・ゆきはる)さん。
昨年の夏、首都圏での練習走行(山登り)タイム基準!?!的ルート“ヤビツ登り”
そこで、とんでもない記録を出されていた。
現役プロロードレーサーでも真剣に登っても30分台を出すのは、楽ではないだろう。
そんなコースを還暦過ぎた森さん・・・37分で登った、と!!!
その話を教えてくれた若者、森さんを少し知る僕に「喝」を入れてくれたか。
昨今、体調不良で自転車に乗れない僕への「活」であったろうか!
すぐさま、森さんに連絡、又ご一緒に走らせて頂く予約をしていた。
だが、昨年末に病魔に襲われ、膵がんと判明。
判明後も手術の道を選ばず、食事療法等で戦っていた由。
(知らなかった。誰も知らせてくれなかった。。。)

日本のロードレース黎明期よりトップで走り続けた偉大な競技者。
僕は、あえて「鐵人」と呼ばせて頂きたい。
鐵人の戦歴は、’80~’90のロードレース史で常に上位であった。
本場・西欧に果敢に挑戦した伝説的人物でもあった。

我々は、アマンダの千葉巨匠が勧めるクロモリパイプ愛好者だが、
鐵人も同様であった。昨年の記録もクロモリフレームでの記録。
トッププロが、使い捨てのように使うカーボンフレーム。
そこには、ビジネスが絡むのである。
性能的には、鐵フレームは、カーボンに比べても遜色ない。
ヤビツを知る自転車乗り、技術・体力もさることながら・・・、
鐵フレームを認識せよって、鐵人は言っているのかもしれない。

1951年横浜生まれ。
1980年国体ロードレース優勝以来、20年近くロードレース界を牽引。
シクロクロス界でも先駆者であった。
レースから引退後も「生涯現役」を貫き自転車に対しておられた。
森鐵人が好んで走行されてた、静岡県側、南アルプス麓、山岳林道
これから先何年掛るか分からないが走破し、師を偲びたい。

4年前、鎌倉・金沢周辺の練習コースでの森さんの坂道フォーム。
身辺の坂道でも十分練習はできる。
否、アップダウンを繰り返す方が効果的なのかもしれない。
平地走行・山登りだけしていてもライディングフォームは、完成しない。
ハンドルを持つ(抑えポジション)親指の位置が重要であることを思い出す。
走行後・・・参加者の若者に丁寧に解説されておられた。
当日程度の坂(距離・斜度)であれば20?/h位で走れれば。。。とのご指摘!!
当日ご一緒した仲間、彼等の実力はかなり高い。
そんな彼らでも・・・森さんから感化をうけた、“森マジック”と呼んでいる。
畏敬の念をもって・・受けた感化を己の中に繋ぐこと。
“楽しむ走行”に繋がっていく。

今一度、ご一緒させて頂きたかった。痛恨の極み。

謹んでご冥福を祈り、感謝の念を表したい。
森 幸春(もり・ゆきはる)、2014年4月2日15時16分逝去。

訃報を知ったのは、4月7日のことだった。
親しい自転車仲間、僕の身を案じて知らせてこなかった。
我が身より歳下の友が逝去・・・耐え難いことだ。




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《襍樹・/・古往今来19》山吹

散策路を行き交う人に魅せつける様に咲くヤマブキの花。
シロヤマブキなのか否か?? こちらも主張してるように映った。

ヤマブキ(山吹) バラ科(Rosaceae)
学名:Kerria japonica (L.) DC.
別名: オモカゲグサ(面影草)

桜の開花とほぼ同時期に咲くヤマブキだが今年は少し桜の開花が早かった。
落葉低木、高さ1-1.5m。日当たりのよい林縁に育つ。
地面からたくさんの茎がのび、先のほうが垂れ下がり気味に花をつける。
葉は長さ3-10cm、幅2-4cmで先は尖り縁にはっきりとしたギザギザ(鋸歯)がある。
花は、直径3-5cmで鮮やかな黄色花。果実は熟すと茶色になり、小さく卵形である。
挿し木や株分けで容易に増やせる。
自然分布;北海道・本州・四国・九州/朝鮮・中国
太田道灌の「七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだに なきぞ悲しき」。
実はできないと思われがちだが、実ができないのは、ヤエヤマブキだけ。
シロヤマブキやヤマブキには実ができる。
道灌の「七重八重」とはいっているの花が重なり合うことではないだろうか??
八重の自生は少ない。未だ出会ったことはない。
木の幹にはスポンジのような柔らかい芯があり昔、玩具の空気鉄砲の弾として売られてた。
現在、庭や公園でよくみられる。山吹色は本種の花色を基としている。
中国では、花や葉を煎じて消化不良の薬とする。
昔、山の斜面、一面に生えたヤマブキが風でゆれるようすを「山ぶり」といった由。
それが途中で変わって「山吹」になったという。

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4月19日誌「泉の森4/13」
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《襍草・/・古往今来18》金瘡小草


キランソウ(金瘡小草・金襴草) シソ科(Lamiaceae/Labiatae)
学名:Ajuga decumbens Thunb. ex Murray
別名: ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)、弘法草(こうぼうそう)

別名の「ジゴクノカマノフタ」
これは地面に平らに張りつくように葉と花をびっしり広げるからか??
地面すれすれに成長する小さな植物。
欄のような紫色の花なので「紫蘭草」がなまって「キランソウ」との説がある。

路傍や山麗などの岩の多い草地にはえる多年草。全体的に縮れた毛を持つ。
ロゼット葉は広頭披針形で鋭頭、長さ4-6cm、幅1-2cm。
茎は四方に出て地面を匍匐する。
自然分布;本州・四国・九州/朝鮮・中国

4月18日誌「泉の森4/13」
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