就寝中に無呼吸になるのを心配されていました。そこにNHK番組の「ためしてガッテン」での無呼吸症候群についての放映。そして、止めを刺したのが、義理の弟が同じ症状で検査治療うけて改善されたのを機会に散々家族にプッシュされた末に病院嫌いの私も検査に行きました。
米国の場合、まずファミリードクターに会います。そのドクターが診察し、専門医に紹介されて必要な治療が始まるというのが通常の流れ。
就寝中の様子をモニターにとり、器械をつけて寝るようになるのかどうか?
彼は笑いながら、そんな風にして寝るようになりたいか?と聞かれ、
当然、ノー!と答えました。
鼻の中の腫れが気になるので、まずはスプレーを1日1回して様子見で終わり。
初めて使いましたが、鼻の通りがスッキリし、無意識のうちに口で呼吸していたこともある昼間も鼻呼吸が楽になりました。
これが先週。その時に通常の健康診断を3年間していなねえと言われ、再び今朝来院。(実は、この3年間父親見舞いなどあり、毎年帰省していた折に悪友の病院で血液検査だけしていました。)
日本と違って、待たされらたりしてイライラすることはまず皆無なのが大きな違い。
1)予約日の前日に、電話で親切に確認があります。
2)来院して受付。
3)簡単なQ&Aシート記入している間で、すぐに個室に案内。
4)看護師が来て、体重や血圧チェックしながら、パソコンに情報アップデート。
5)待つこと数分、ファミリードクターが来て、笑顔で”glad to see you.”と挨拶されてちょっと複雑な気分
6)問診、診察が淡々と進み、血液検査以外に今回は10年に1度受ける、破傷風予防の注射をすることに。
7)血液検査室に回されて、数分後に終了
8)ワクチン注射を最初の個室に戻って即終了。
その後、支払い手続きはありません。そのままバイバイとなります。
朝の早い米国は、クリニックも朝7時からスタート。
医療費が桁違いに高い米国ですが、サービスは日本よりずっと進んでいるのかもしれません。
まあ問題は、サービスより医療の質と医者の「仁」でしょうけど。
週末のスーパーボウルの前にlスーパー歌舞伎を。
役者に、歌舞伎役者だけでなく、俳優の登用。
そして、今年の演目は人気漫画「ワンピース」。
その時代に望まれる新しいチャレンジしながら、伝統を守ろうという姿勢というか意気込みが伝わってきます。
昨年秋は、ここシアトルでオペラとの コラボチャレンジをされた若手能楽師。
私が推進している「和道」での伝統工芸の海外展開。特に日本刀の世界でも同様のチャレンジの必要性と難しさを感じます。
伝統という重みに、時代に沿った変革を恐れていては化石化してしまうか消えていく。かといって曲げてはいけない守るものはあります。問われるのはそのバランスと調和。
現代刀展もアニメ、エバンゲリオンとのコラボの展示会がフランスなど海外で行われ、日本でも昨年ありました。賛否両論。三種の神器、日本人の魂である日本刀を漫画と一緒にするとは!
果たしてそうでしょうか?
精神性の部分も大切ですが、現代の人々、特に愛好者として若者に触れてもらえる機会の方便として割り切ることは良いとおもいます。だからといって鍛えられる現代刀の質が落ちることはない。逆に業界の活性化に成る可能性も秘めています。
パラダイムシフトという言葉が一時期よく使われました。
新しいこと。若手とのコラボ。他国とのコラボ。
経験や自分の先入観が邪魔しないようにパラダイムシフトを心がける。
謙虚のなかにも恐れずチャレンジする姿勢が対決かと「スーパー歌舞伎」のニュースからも感じました。
完全に負けムードの試合を一転させたのが、ギャンブルにちかい反撃。タッチダウンしたKearse選手は、そのWinningボールを興奮のあまり、観客席に投げました。
しかし、後からやはりそのボールが欲しい!持ち主に名乗り出るようにお願い。その代わり選手サインのグッズなどあげるからと。
幸運なファンは、無職で二人の子供を抱えた父親。
すでにボールを$20000で買い取るアプローチがあったけど、それを断り選手にボールを戻すことに。ただ、もう一つのお願いとしてスーパーボール観戦チケットを是非都合して欲しいと。それもOK。
ところが、このファンの男性、スーパーボール試合の翌日2時にはシアトルに戻って半年間の服役が決まっているそうです。今回の幸運をこれからの人生の再出発の応援と本人は理解。
いろいろなドラマがありますね。
記事はこちらから。
ここ数日のパリでのテロに心を痛めている人々は多いのではないかと思います。
宗教的なことはブログでは避けてきましたが、ちょっとご紹介したいTEDxKyotoがあるのでこの機会に。
"Respecting for Something"
その通りではないでしょうか?
言論や表現の自由、というか「自由」の名の元に何をしてもいいということではありません。
お互い「尊重、敬意」= Respectの心。
「仁」=慈しみの心が根底にあるべきでしょう。
そうすれば、家族、近所、国、世界みんな幸せに暮らせるはずです。
混沌としているこうした情勢。無宗教?と言われる日本人だからこそ、こうした溝を埋めれる役割ができるのではないかとも思いました。
松山禅師のTEDお楽しみください。
「漆」= japan
中国ではなく、日本独自のものに昇華された文化。
英語力より「文化力」!!
その通りだと思います。
カーネギー
ナポレオン・ヒル
1. あなたが達成したいと思う願望をはっきりさせること。単にお金がたくさん欲しいなどというような願望設定は、まったく無意味なことである。
2.達成したいと望むものを得るために、あなたはその代わりに何を”差し出す”のかを決めること。この世界は、代償を必要としない報酬など存在しない。
3.あなたが達成したいと思ってる願望を取得する「最終期限」を決める事。
4.願望実現のための詳細な計画を立てること。そしてまだその準備ができていなくても、迷わずにすぐに行動に移ること。
5.達成したい具体的願望、そのための代償、最終期限、そして詳細な計画、以上の4点を紙に詳しく書くこと。
6.紙に書いたこの宣言を、1日に2回、起床直後と就寝直前に、なるべく大きな声で読む事。このときあなたはもうその願望を実現したものと考え、そう自分に信じ込ませることが大切である。
By 鉄鋼王カーネギー
始まりましたね、「花燃ゆ」。
最初の題字「1858年 萩」。考えてみると生まれた年のほんの100年前。そんな遠くな昔ではない。生きてきた歳月の倍だけ。
第1話でとても心に残るというか高校生時代を思い出す言葉がありました。
「何のために学ぶのか?」
「覚えるのではなく、考えろ!」
当時多感な青春時代。高校生の時の大河ドラマ「花神」で地元の大村益次郎を知り、司馬遼太郎を知り。夏休みに「花神」、「峠」、「竜馬がゆく」を読み、すっかり幕末に取り憑かれました。
当時、受験勉強に疑問を感じ、自問自答したのが、上記の台詞というか言葉。
歴史は好きでしたが、年号を覚えたりする暗記勉強が嫌いでした。
恩師の影響もあり、倫理社会の授業から哲学にも傾注し始めた頃でした。
そして、高校二年生の夏に二週間、アメリカ観光旅行させてもらったカルチャーチョックから狭い田舎、日本から海外に出てみたいと夢見る田舎の青年期でもありました。
「考える癖」が大事だということをいつも自分では言い聞かせています。
「至誠」の大書が、小学校の講堂には掲げられていたのを覚えています。
こうしたドラマ、歴史、本などから血が騒ぐ、そんな若者が多いと「幸せます。」
「だんだん」、「じぇじぇ」のように全国区になる山口弁は何になるのかも楽しみです。
平成二七年 元旦 泰岳輝禅
平成24年書初めに選んだ一字は
「感」
考えすぎず、感性を大事にしたい。
昨年、習字を習慣にと思いながら結局正月になるまで筆を持つことがなく一年が経過していました。
武術稽古と関係あるのか、書道や水墨画に興味が湧いてきた50歳過ぎ。そんななかで武田双雲さんの習字をライブネットで時差のなか数回受講したのが数年前。書道ってこんなに楽しいものだったんだと小学生以来の筆でした。それから毎年、書初めを始めました。
下手でもいい。他人と比べず自分を見つめる。心という字に納得がいかず何度か書き直しをトライしても駄目で、足が痺れたところで終わりにしました。
一度の人生。
損得勘定だけで動くのではなく、本当に自分がやりたいことなのかどうか?
心の動くままに、自分に正直に生きていく。
簡単なのようで難しいですね。でも今年の目標にしたいと思います。
歴史は勝者によって書き換えられている場合が多い。本能寺の変の真実もその一例だと言えるかもしれないと思われる歴史捜査に基づく分析。大変面白く読みました。
歴史の好きな私は、歴史だけでなく、現在の政治経済においても真実を見極める重要性を痛感しています。嘘がいつの間にか定説というか真実のようになってしまう情報操作は、現代に限ったことではありません。
同時に経験が邪魔して目が曇らないようにと自省しています。
そして、これからはもっと若い世代と交流したいと。
エピローグに「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」とドイツ鉄血宰相といわれたビスマルクの言葉が引用されていました。
歴史の真実を見極めることも大事。枝葉末節的な個別の出来事でなく、その背景にある大きな流れから学ぶことがあると思います。また経験から自分を狭い枠に入れてしまわないことも大切。
過去に生きるのではなく、現在を生きる。そして、未来に繋げる。
是日々好日。
年末に手にした一冊。歴史にあまり興味ない人にもお勧めした一冊です。
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