DSで花札メーカーから一挙に世界的ゲーム会社になった任天堂。それに続くのがSonyのPSにMSのXBoxというコンソール型といわれるゲーム。
一方、最近では年収2000万を稼ぐという韓国のオンラインゲームプレーヤー。
そうゲーム市場もWEB型、Download型、Social型の3つに大きくシフトし始めているようです。
音楽がCDを購入するより、iTuneでダウンロードするようになった。
これから書籍も本より、電子書籍のダウンロードも増えるでしょう。
ゲームのSocial型はFacebookに代表されるようですが、収益方法もWeb型=広告収益、Download=課金制に対して、Social型=Micro-Transaction。
ゲームの価格の廉価、市場規模拡大の一方、ゲーム製品の寿命が短くなってきているようです。そうなると製品開発に長く時間がかけれなくなるというジレンマがすでに出てきているかもしれません。
ゲーム開発はできても、ガラパゴス化と言われる日本企業は、グローバル市場へ打って出るSales&Marketingが弱い。
市場規模を見ると、携帯電話端末機の失敗もわかるように最初から海外市場に出る前提でのビジネス戦略が生き残りには不可欠でしょう。
アニメ・漫画で世界へCool Japan文化を巻き起こしている日本。
その技術のいったんでもあるゲーム開発が日本市場だけという狭い世界で終わるのは勿体ないでしょう。
今後、殺戮などのゲーム=10代男性ターゲット市場より、幼い子供の情操教育、中高年のための頭の体操など多岐に渡ったEdutainmentが考えれると見ています。
ガラパゴスでGOOGLEとSharpが発表した電子BOOKがTOPに来るようになりました。
進化に適用していく・・・がメッセージのブランド命名だろうと理解しましたが、個人的には残念ながら?を感じます。
ガラパゴス化とかジャラパゴスという造語まで出始めたくらいに、政治・経済の社会で鎖国、独自スタンダードを歩む、国際化ボケの取り残された日本のイメージが、一般的には優先するのではないでしょうか?
皮肉を言えば、シャープは海外市場はあきらめた。日本市場だけで生きていくという表明か?と意地悪な言い方ができるかもしれません。
良い物は売れる。それがビジネスの長続き。製品寿命も長い、マインスター的な技術・製造を要する製品は、口コミでいまだにそれは当てはまると思います。好例がスイス製の時計。
でも進化の激しい(機能、価格など)IT製品や家電製品では、どうでしょうか?
日本が一番苦手としているMarketing部分が左右すると思います。 技術の裏づけをさらに世界展開に大きく飛躍させたのはSONY。それは盛田氏の抜群なMarketing手腕、戦略が大きかったと思います。
Facebook、Youtubeなど企業がコントロールできない顧客目線のツールもあります。
シャープの製品がGalapagos化せずに、進化してくれることを祈り、次の一手に何が出るのか楽しみに見守りたいと思います。
パソコンゲームをしない私ですが、iPhoneで唯一ダウンロードして遊んでいるゲームがPopCapのBejewledです。
で無知とは恐ろしいもので、このPopCapという会社はシアトルでした。
先日のConferenceにこの会社のMarketing VPがパネリストとして出席していて、Networkingの際、彼とちょっと立ち話をしました。
ゲーム市場のグローバル化について。
私のような考えを持った人間と初めて話をしたと・・・・そして、自分もそう思うし、だから、実は、今週PopCap社は4名で日本事務所をOpenしたばかりだとも。
世の中は自分が知っている以上に早く動いています。
動くことから何かが生まれるのは確かです。
竹島、尖閣諸島問題から北朝鮮の攻撃。 それに対して日本の芯の通った明確な態度、方向性が見えないような気がします。
先日の米韓演習を断った日本。それもいい選択だったかもしれません。
いや、もし北朝鮮が本当に戦争への引き金を引いたら、演習に参加しなかった日本は米韓の蚊帳の外に置かれるかもしれないくらい微妙なタイミングではないか?という見方もあります。
どちらにせよ、なぜ日本がその選択を取ったのか、国内外にまったく明確なメッセージが聞こえてこないのが気になります。今の政治家は腰抜けなのか?
愛国=右翼というイメージは、日本の戦後教育の問題点かもしれません。
世界経済が低迷している昨今、こうした紛争のきなくさい動きに大変危惧を覚えます。
沖縄基地の移転問題だけでなく、もっと広い視野で今後の日本の安全保障の方向性、アジア諸国での日本の果たすべき役割、世界平和のために日本が貫く姿勢など、しっかりと見直さないと手遅れになりつつあるのかも??
ガラパゴス化(Galapagos Syndrome)という言葉は、最近日本を指してますます言われるようになり、ジャラパゴス(Japapagos)という造語も登場しつつあるようですね。
Wikipediaでガラパゴス化の例でリストされていたのが、
パソコン
携帯電話
デジタルTV
カーナビ
非接触ICカード
日本漫画・アニメ文化は世界に広がっています。
そういう意味では、ゲームには日本勢が世界市場でがんばれるのか?と思っていたのですが、事態はそうではないような気がします。
ゲーム市場を例にしばらく所感を連載で綴ってみようかなとかんがえているところです。
自分がゲームはしないので、この業界についてヒット商品はもちろんのこと、詳しくはしりません。ただEdutainmentという分野で見た場合に、昔から想いがひとつあります。
随分前(PONPONのポケットのブログ)で書き留めたと思いますが、80年代後半にみたおばあちゃんと一緒というタイトルの英語CD-ROMのゲーム。 情操教育の方向性を示していました。 戦争ゲームのような殺しあうゲームは、嫌悪感がありますが、問題はストーリー性。きちんとしたゲームならとても役立つと思います。
電子書籍というかDigital Mobile端末とワイヤレスの拡大で、このビジネス分野も大きく変わります。今まではその前哨戦。
そんなわけで地元であった、ゲーム関連のConferenceに顔を出してきました。
業界の方向性を把握するにはとても有意義でした。
自分がビジネスに関わるかどうかは、別の話ですが、感じたのはますます日本がガラパゴス化している。日本メーカーが携帯電話端末で世界にビジネス展開できなかったのと同じことが、ゲームビジネスでも起こる可能性が大きいと危機感が募りました。
今日は、元マイクロソフトの社員で、自分の会社を立ち上げてがんばっている人とランチ ミイーテイング。 今週ある会社の会議で知り合い、その会社の創業者が私のやっていることに興味をもってくれて、即再び会いたい。その時に元マイクロソフトの彼を紹介したいとの申し出でした。
食事をしながら、お互いの経歴、ビジネスの基本、モットーなどそういう哲学・理念部分を語り合いました。お互い80年代パソコンの申し子時代のときに社会人になった同年代として、同じ考えを随分と共有していました。
多くの良識あるアメリカのビジネスマンは、日本の長期戦略の見地になったビジネス関係構築に尊敬の念を持っています。 それが最近、アメリカの悪い金融ビジネスの影響か、日本からそれがなくなり始めているのに嘆く声もアメリカでは聞こえます。
そして、ここアメリカでも20代前半の若者が5時でさっと帰ってしまう風潮を嘆いていました。若いときこそ、いろいろ学び経験を積める大切な時期なのに、ハングリーさがないと・・・・
マイクロソフトも創業当時、憧れの的。今のグーグルの企業イメージでしょうか?
それがある時期を境から独占企業の悪役イメージでどうも社内文化もおかしくなってきているようです。創業当時のメンバーは、考え方も態度も変わっていないのに・・・と嘆いていました。そして、自分の会社でやることを選択したようです。
基本は、時代、国、文化を超えて同じことを確信したランチでした。
そうした仲間と仕事ができるときっと楽しく、いい仕事ができると思います。
就職がきびしい現在、選べるような状況ではありませんが、相性が合わないと男女の仲と同じで、仕事も長続きはしませんね。
具体的なビジネス案件を2つ最後は次回の課題として別れました。
大変な時期だからこそ、芯がぶれないようにしたいと自分の尻を叩いています。
「人生7掛」のタイトルから私が想像したのは、全てがうまくいくはずがない。7割も達成できれば人生のなかでは合格点・・・
正解は、全く違っていました。スズキ自動車の鈴木修会長兼社長のブログにあったのですが、平均寿命。
人生50年といわれていた、戦国時代では70歳という年齢は、本当に稀で「古希」と言われて、祝っても良かった。しかし、現代のように平均寿命が延びると7掛けで数えていいのではという考えでした。
つまり、80歳の鈴木社長は56歳の男盛りだと!
となると、私は・・・若いじゃないかあ!
これも考え方、気持ちの持ち方次第ですが、社会の許容範囲もそうなればいいですね。
履歴書、面接では年齢を不問のアメリカ。
日本は、いつもおかしいと叫んでいますが、新卒だの、何歳までだの・・・年齢制限を多くの産業・業種で設けているのは、大きな間違い。
戦後60年過ぎて、創業者も殆ど世代交代し、サラリーマン化したビジネスマン。
スズキ自動車の鈴木社長しかり、最近ではソフトバンクの孫さんのような創業者魂を今の大変な時期、ひとりひとりが心構えとしてもつことも大切。そうすれば7掛けの人生の実践がみえてくるように思います。
ビジネスの世界では、特に日本などではもうあまり耳にしなくなっている名前でしょう。ビルゲイツとともにマイクロソフトの共同創業者。
ここ地元シアトルでは、いろいろな場面でよく彼の活動の名前が上ります。
知らなかったですが、彼はWSU(ここ地元ではワズーと発音)− Washington State University(ワシントン州立大学)に2年通った人みたいです。その母校に$26M=20億円寄付して、ビル・メリンダ財団の$25Mの学校法人寄付レコードを抜いた記事になっていました。
WSU120年の歴史でも一番の多額といわれる金額もそうですが、目を引いたのが、その寄付金対象が、大学全体ではなく、「the Global Animal Health department」という学部にピンポイントで寄付されている点です。
多額の寄付も、使われる目的が分散多様化し、また学内で予算取り合い合戦になるのではなく、明確な目的に特化した集中投資。起業家ならではかもしれません。
最近の日本の政治のように八方美人的なバラマキより、こうした特化した投資・・・経済低迷のカンフル剤としては、見習うべき部分かもしれませんね。
朝8時から新規ビジネスの件で相談打ち合わせ。
この会社は音楽関連の無線機器を作っている会社。
米国ではすでに有名なミュージシャン、そのバンドがコンサートでも使用中。
アジア進出の前にするべきことがまだあり、彼らがそれを克服できたら、進出ビジネスに関わるかもしれません。
しかし、世の中は小さい。その会社をあげたFounderのDavidは、以前日本の会社に勤務経験あり。私のよく知っている会社で、しかも何人かは共通の友人でした。
この会社が大化けすることはないと思いますが、着実なビジネス展開ができればと感じています。
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