高校二年生頃まで、本当に本を読まない学生でした。当然、国語のテストは悪いというか苦手。国語が得意なクラスメイトがいて、何で?と聞くと本を沢山読むからかも?という答え。何を読んでいいかもわからず、当時、彼が読む本を片っ端から借りて読み始めました。
社会人になって、ビジネス書も読みますが、気がついてみると本棚は、禅関係か武道関連と偏っています。
その一方、子供も成長し、家内と子供二人が同じ文庫本を回し読みするようになりました。自分では手を伸ばさないジャンルをと思い、家族が読む本を手にし始めたのですが、今回は有川 浩シリーズ。 そんな中で、三人ともが泣いたといっていたのが、この「空の中」。 息子は泣きそうになるのを見られたくなくて、その部分になると部屋に閉じこもって読んだとか。
週末、読みました。 本編では人間の横暴への警鐘が軽快なタッチで展開。
問題の部分は本編のあとの部分。読み終わって、この話で泣いた家族、特に子供には、逆にうれしい感情がこみ上げました。
自然に対して畏敬の念を持ち、
お年寄りに対して、尊敬といたわりの気持ちがもてる
そんな子に育てば、まず人の道を踏み外すことはないと思います。
私たちの両親、つまり、彼らの両祖父母もまだ健在。その祖父母と一緒に育った環境も決して無駄にはなっていない。 親だけでは教えることができない何かがあると思います。
それは家族という範囲だけでなく、私が育った時代に隣近所というコミュニテイが当たり前にありました。近所のおじさん、おばさんはみんなどこの子か知っていました。そんな自分の育った時代や田舎のことまで思いがはせました。
遠くなくなった将来、子供たちは初めて肉親との別れも経験するでしょう。 それも受け継いでいく大切な道の学びかもしれません。
DOTEさんからコメントいただきましたが、坐禅して悟りなんていつ開けるのやら・・気の遠くなるような話?同感です。
悟りってなんやねん?みたいな他人事というか現実感を持てないでいた私ですが、先月いらしていた金田老子の下記の言葉で・・・ハッとしました。 前にもちょっと記しましたが・・それは
「初発心時 便成正覚」
やろう!と思い立ったときがすでに悟っているとき。大切なのは継続だと・・・・
「思い立ったら吉日」ともいいますが、何事も起こること、変わることには「行動」が伴います。
思い立ち、行動をとった時が、何事もすでに悟りの一歩。わからない先のことなど不安に思わず、目の前のやれることをする。
不安は、ほかでもない自分の心が作り出しているものです。
そんなものに左右されず、やるべき手の届く、「今」のことをこなす。
一番、大切な悟りなのかもしれません。
今日の武田双雲からの言霊にたまたま下記の言葉に出会いました。
「自信があるからやるんじゃない。 やるから自信がつくんだ。」
動く・・・人間は悪戯に知恵がつき賢い生き物・・・・動くのに何かと理由がいりますが・・・・自分の心の奥底にある忘れかけていたものに、突き動かされて「動く」
ただ坐るという非日常的生活のなかで、小ざかしい大脳皮質の働きから離れて、本来の自分を感じる・・・それが今の自分の坐禅の位置づけのようです。
WiKipediaには「接心」=「禅宗においては、坐禅を修して、精神を一つの対象に集中させ散乱させないことである。禅宗では後々、特に一定の期間、昼夜を問わず絶え間なく坐禅をする修行をいうようになった。」と出ていました。
今日は、坐禅会の接心に1日参加してきました。
朝7時半から夕方4時まで。
1回で坐る時間は線香1本=30分程度。2-3分のhttp://www.weblio.jp/content/%E7%B5%8C%E8%A1%8C">経行や読経、食事、休憩時間も交えながら11回の坐禅。時間について坐っていたのは、5時間半。
面白いことに、最初は膝や足首なども痛く、痺れもきついし、時間が経つのも遅い。
それが、9回目位からの最後の1時間半・・・自分の身体の中心というか軸がどっしりと定まり、足の痛みもなければ、30分間あまりの1回の坐禅している時間が短く感じられました。
でも1人では決して出来ないことですが、仲間がいると違います。
何か悟った?とんでもない・・・・ただ坐っただけです。
何を迷っていたのだろう。
何に怯えていたのだろう。
ただ、目の前のことに集中すればいいだけなのに。
これも「是日々好日」の実践そのままですね。
読む本の好みはどうしても偏ってしまいがちです。そこで時々、家族が読んでいる本を手にすることがあります。
今回手にしたのが「阪急電車」 有川浩著。
とても斬新な面白い視点の物語展開で楽しめました。
登場人物の袖も触れ合うのも何かの縁。そして、忘れかけていた日常生活でのシーン。
お勧めの一冊です。
先日、横綱白鵬の密着取材を観た時に、彼のすごさは、相手が立会いでぶつかっても衝撃を感じない。逆に力や衝撃を吸収されている感じがするとコメントしていたことでした。当人は、そのことはある程度考えて、意識して取り組んでいると・・・・
あれだけすごい衝撃なのに・・・スローモーションで観た時に思ったのが、下半身の安定感に対して、上半身の脱力。また同時に足が押されたときに前後左右に動いていること・・・これだと相手は白鵬の体軸を感じることができないのではと思ったりしました。
その矢先に、このボルトのトカゲ走りの身体動作を観て驚きました。 軸がぶれないどころか、左右になめらかに波打っています。
トカゲ走りをクリックしてみてください。その模様が分析図で観れます。
あ・・・と思うのですが、さて自分の動きのなかでどう再現できているか?できるようになるか?楽しみが増えました。
そういえば、私も免許を学生時代にSan Diegoで取りました。当時確か$5もしなかったのでは?ただ1ドル220円くらいだったから1000円? 現在50ドル80円で4000円。
しかも仮免のあとの3回受けれる実地はただでした。今は1回ごとに$25。
確か当時、日本の免許に書き換えれるには、米国で免許取得からパスポートの帰国までが半年以上ないと書き換えができなかったと記憶しています。
車社会なので日本のように20万円以上もかけて免許なんて取得しなければならない仕組みになったら、それこそ暴動でも起きるかもしれませんね。
でも安いなりに腕にも問題が・・・・
私の場合、オートマしか運転できません。
日本に帰って、同級生の女の子の車に乗せてもらったときに練習でマニュアルにチャレンジしたことがあります。田舎道ですれ違うのにあせってエンスト・・・とうとう運転を変わってもらって以来、オートマ命。あのトラウマからステイックシフトには触ってもいません。
投資の効果はこんなところにも出るのかも?
USAでは筆記試験合格後(=仮免)は、助手席に免許を持っている人がいれば(他の乗客は乗せれません)、公道で運転練習ができます。実地運転試験は、3回まで可能なのは今も同じですが、毎回受験料$25が取られるようになっていました。 でも筆記と実地1回パスだと$50ですから、日本に比べて断然安いですね。
娘が仮免許から1年・・・とうとう午前中に実地試験を受けました。
路上で運転は大丈夫ですが、縦列駐車の練習不足。昨晩の練習でも駄目。当日の朝、試験会場周りでちょっと練習してもうまくいかず、本人はイライラの親子喧嘩になりそうで、試験前に拙いと思い、私は降りて待機。
物陰から隠れてみていたのですが、いきなりスタートで、難関の縦列駐車。ところが、本番に強いのか?一発で奇跡の入れ方・・・なのに何を勘違いしたか何度も前後に動くは動く。 電話で奥さんに実況中継したら、心配になるから止めて!の悲鳴。その後試験場から街中に出て行ったので、待つこと数十分。
疲れた顔で帰ってきたら・・・なんと86点で合格!
正直いって通らないのではと心配していたので、ラッキー! これで毎日のバス停などへの送迎を姉弟で助け合ってやれば、多少は開放される日も遠くないかも?
しかし、これで父親の威厳は家族内で大幅に低下するでしょう・・・
家族全員一発合格なのに・・・父親だけ落ちている暗い過去があります。
ともあれ、あとはこすったりは別として、大きな事故なく安全運転してくれればという別の心配が増えました。
しかし、免許の写真はアメリカ人のように笑顔でなく、しっかりと前を見据えて写っていたのをみて、日本人だあ・・・と思った次第です。
早速Notebookにダウンロードして試そうとしたら、私の使っているDellの機種はまだサポートしていませんでした。リストはHPばかり。ここでもパソコンメーカの企業文化が垣間見れます。
2006年に起業したDeviceVM社が、開発、リリースしたOS製品がSPLASHTOPです。
当初は、ASUSのMotherboardに搭載され、それからパソコンでは、Sony、HP、LGやLenovoが採用。ここにきてとうとうマイクロソフトが手を組むようです。
マイクロソフトのBINGをサポートすると、米国時間の今日11月30日付けSPLASHTOP社のブログでも発表されています。
SPLASHTOP OSをダウンロードするとパソコンの電源を入れて、10秒以内に立ち上がるという高速起動。 今までユーザーの誰もが一番ストレスに感じていた部分を解消してくれます。 これは逆に立ち上がりがあまりにも遅いのでパソコンの電源をSLEEP MODEにいつもしているユーザーの行動パターンも変えます。つまり、SPLASHTOPを使うためには完全に電源を落とす。でも立ち上がりはSLEEP MODEより速く便利=エコロジーという時流に受け入れられる=Windows OSでいつもユーザーがネットなど使うことがなくなる。
それは、Webブラウザ、Skype、音楽、写真、チャットなどのアプリケーションも備え、即ネットにつながってそれらのアプリケーションを提供しています。アプリケーションは今後も増えると思います。
ということは、マイクロソフトOfficeを使う必要がない場合には、SPLASHTOPで起動してそのままネット検索や娯楽アプリケーションは済ませることができる。 WebブラウザはFirefoxと連携しているようです。
それでもマイクロソフトは手を組まざるを得ない・・・Windows OSという基本ソフトを抑えていたから成立していたマイクロソフトのビジネス牙城に針の穴以上の大きな穴が開くことを示唆している出来事だと思います。 逆にユーザーの不便を改善することなく胡坐をかくとこうなるという大企業病の問題、牙城崩壊の一例ともいえる大変大きなTURNING POINTとなる出来事だと個人的には見ていますがどうでしょうか?
私もSplashtopのOSをダウンロードして試してみたいと考えています。
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