ファルコン植物記(178)藍黒色の実【シャリンバイ】
Jan
29
表面に白い粉をかぶっている状態も、特徴的だと思います。
5~6月ごろ、5弁の淡紅色の花をつけますが、バラ科だけあって小さくてもかわいい花が咲き出します。
枝が一ヶ所から四方に放射線状に伸ばす形が車輪の骨組に似ており、また花の形が梅に似ているので、この名前が付けられました。
写真の葉は長めでノコギリ歯状のビザギザがありますが、丸い葉の形をしたのは「マルシャリンバイ」と呼ばれています。
奄美大島の大島紬には、この【シャリンバイ】の樹皮をはがし、伝統的な「泥染染色」の材料として使われ、渋い黒色を出すために使用されています。
小鳥たちがついばみに来ないかと、前を通るたびに眺めていますが、いまだ遭遇する機会に恵まれておりません。
Posted at 2012-01-30 03:19
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Posted at 2012-01-31 05:47
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Posted at 2012-01-30 06:12
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Posted at 2012-01-31 05:48
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Posted at 2012-02-01 15:51
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Posted at 2012-02-02 01:16
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