樹木や野草が密集している藪の中に、なにやら白い花を見つけました。
半袖ですので入り込むのは躊躇しましたが、なんとか辿りつけ、写真に収めることができました。
キンポウゲ科センニチソウ属に分類される、半木本性の常緑つる性植物です。
茎の先端付近の葉脇から三出状の<散房花序>を出し、多数の白い花を咲かせます。
十字形の4枚の白い花弁に見えるのは<蕚片>で、本当の花弁はありません。
多数の雄しべがありますが、<蕚片>よりも短いのが【センニンソウ】で、よく似た形状花の「ボタンヅル」は雄しべが<蕚片>と同じぐらいですので、見分けがつくと思います。
別名「ウマモクワズ(馬も食わず)」と呼ばれていますが、キンポウゲ科によく見られるように、【センニンソウ(仙人草)】も有毒物質を含有しています。
このセンニンソウ属の園芸品種が、 「クレマチス」 と呼ばれ、雄しべの感じはそのままですが、花弁(蕚片)を大きく改良し観賞用に育成されています。
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Posted at 2012-09-15 17:52
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Posted at 2012-09-16 03:56
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Posted at 2012-09-15 18:37
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Posted at 2012-09-16 03:58
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