1年に2回、6月と9月頃に成虫となる2化性の【ヒナバッタ(雛飛蝗)】は、バッタ目バッタ化ヒナバッタ属に分類されています。
<前回> は、丁度春先に孵化した成虫の時期でしたが、今回は2化目の成虫の活動期に当たります。
春先の第1化個体群が産卵した卵は1ヶ月ほどで孵化して成虫になり、秋の第2化個体群が産んだ卵は土の中でそのまま越冬します。
秋の成虫は、真冬の12月頃まで生息している、冬場に見られる数少ない昆虫です。
「ツチイナゴ」 と同様に、競争相手や天敵のいない時期をあえて活動時期にしているのだと考えられます。
写真の【ヒナバッタ】、体長20ミリと小型ですのでオスだと判別出来ますが、それ以前に腹部が<オレンジ色>をしていますので、確実にオスだと同定できます。
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Posted at 2012-10-03 00:12
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Posted at 2012-10-04 01:23
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