ファルコン植物記(535)鈴なりにできる実【エゴノキ】
Oct
21
5~6月頃、短い側枝の先に1~4個の白い花を咲かせます。
<蕚>はコップ状、花冠は5裂し星状毛が密生しています。雄しべは10本あり、中止にある花柱が、雄しべよりも飛び出した形状を持ちます。
実がとてもえぐい味がするので、【エゴノキ】と名が付いていますが、別名「チシャノキ」とも呼ばれ、実の形を動物の乳に見立てて<乳成り(チナリ)ノキ>が転化したと考えられています。
この実の果皮には有毒な<エゴサポニン>が含まれ、種子にもありますが、晩秋ともなると含有量が減少して、「ヒヨドリ」・「カケス」などの絶好の餌場となります。
特に「ヤマガラ」はこの実を好み、冬場の餌として土の中に種子を貯蔵する、面白い生態を見せてくれます。
Posted at 2012-10-22 01:25
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Posted at 2012-10-23 01:21
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