神戸ご当地(137)開館30周年【神戸市立博物館】中央区京町24
Oct
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神戸生まれの池長孟が自らの財産をつぎ込み南蛮美術を集め、1940(昭和15)年に葺合区(現中央区)熊内町に「池長美術館」(現神戸市文書館)を建て一般公開しました。
第二次世界大戦中の1949(昭和19)年に休館、コレクションの散逸を心配した池長が、建物とコレクションを神戸市に寄贈しました。
戦後の1951(昭和26)年に「神戸市立美術館」として開館し、のちに「神戸市立南蛮美術館」と改名、「神戸市立考古館」と合併して、1982(昭和57)年に「神戸市立博物館」として誕生しています。
博物館としての建物は、新古典主義様式の重量感があるデザインで、1935(昭和10)年に日本人初の英国公認建築士・桜井小太郎の最後の作品でもあり、旧横浜正金銀行神戸支店として建てられました。
国宝の「桜ケ丘町銅鐸・銅戈(どうか)」をはじめ、「聖フランシスコ・ザビエル像」や「織田信長像」をはじめ、 「金山平三」 や 「小磯良平」 など神戸ゆかりの画家たちの作品等、約4万5千点が所蔵・展示されています。
博物館が所蔵している作品のうち、代表的な240点ばかりがインターネットで公開されています。 ご興味のある方は、また画面で観賞してみてください。
博物館ホームページ : http://www.city.kobe.lg.jp/museum/meihin_new/
Posted at 2012-10-30 13:36
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Posted at 2012-10-31 01:04
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