ファルコン植物記(609)多彩な色の苞葉<ポインセチア>
Dec
21
トウダイグサ科ユーフォルビア属の植物で、草本に見えますが常緑性低木です。
原産地はメキシコ山地で、日本には1886年頃にもたらされ、中国の伝説上の紅い顔の動物<猩々>にたとえ、和名では「ショウジョウボク(猩々木)」です。
葉は薄く楕円形、色づいているのは<苞葉>と呼ばれ、花はその中心にあり花弁はなく、<花状花序>で小さく固まっています。
メキシコ原産種の「ユーフォルビア・プルケリマ」を改良して多くの園芸品種が生み出され、赤色以外にも、乳白色・桃色・斑入り等多くの品種が出回っています。
クリスマスの時期に色付きを良くするために、9月下旬より少なくとも40日間、毎日17時から翌朝8時ごろまで光を遮断して<短日処理>をしなければいけませんので、色良くさせるために栽培する方も根気がいる<ポインセチア>です。
Posted at 2012-12-21 17:07
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