神戸残像(18)【牧野富太郎植物研究所跡】兵庫区会下山公園
Apr
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明治以降の近代植物学者として偉大な足跡を残しました<牧野富太郎>「1862年5月22日(文久2年4月24日)~1957(昭和32)年1月18日)」のお誕生日に当たります。
高知県佐川村(現高岡郡佐川町)に生まれた<牧野>は、小学校中退ながら独力で植物の世界を切り開いてゆきますが、個性的な性格はたびたびトラブルを起こしてきました。
1916(大正5)年に生家である酒屋が困窮し、経済的に援助の手を差し伸べたのが神戸の財閥<池長孟>でした。
兵庫区会下山の「正元館」を「池長植物研究所」として1918(大正7)に開館、1941(昭和16)年まで<牧野>は標本作りに没頭しますが、作業は遅々として進まず閉鎖となりました。
写真の石碑は神戸市街地が見渡せる会下山公園の高台にあり、碑の周辺は奥さんの名前を冠した「スエコザサ」が取り囲んでいます。
<牧野>の命名は2500種以上、自らの新種発見は600種とされていますが、当該植物の性質を端的に命名した 「ワルナスビ」 や 「オオイヌノフグリ」 等は、なるほどとうなづける和名です。
Posted at 2013-04-23 17:02
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Posted at 2013-04-24 02:08
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