ファルコン植物記(882)雌雄同株の花穂【ヤブマオ】
Aug
19
「カラムシ」の別名が「マオ(荢麻)」と呼ばれていましたので、「藪」を冠した和名が付けられています。
イラクサ科カラムシ属の多年草で、学名が「Boehmeria japonica」ですので、日本固有種です。
茎は枝を分けずに直立し、高さは100センチ程になります。
葉は長さ10~20センチの鋸歯のある卵円形~卵状長楕円形で、先は尾状に尖り、仮面には短毛が密生しています。
花期は8~10月頃で、葉の脇から穂状花序を出し、穂の上の方では雌花を、下方では雄花を咲かせる雌雄同株ですが、雄花を咲かせない個体も多く見受けられます。
Posted at 2013-08-28 00:14
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Posted at 2013-08-29 00:38
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