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- ファルコン植物記(898)淡黄色の雄花【アカメガシワ】
新芽が赤紅色であり、葉の形が「カシワ(柏)」のように大きくなることから【アカメガシワ(赤芽槲)】との和名がついています。
トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木で、本州以南の山野に自生し、空き地や石垣の隙間など、思わぬところから芽を出しているのは、鳥などの糞とともに種子が落とされたのでしょう。
葉は互生し倒楕円形、浅く3裂し、葉の裏側に<蜜腺>がありますので、蟻がよく集まってきます。
花弁のない小さな花を多数付け、雌雄異株で、雄花は淡黄色で多数のオシベがあり、雌花は3個の紅色のメシベが反り返ります。
秋に熟しますと3つに裂け、葯4ミリの紫黒色の種子を出し、キジバト・ムクドリ・ジョウビタキなどが好きな種子です。
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