メキシコを原産地とする、サボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物が、【ゲッカビジン】です。
日本で流通しているクジャクサボテン属は園芸品種の交配種が多く品種名も覚えられませんが、本種は原産地からそのまま導入された原種です。
「葉」は帯状でやや厚みがあり昆布を思わせる形状で、縁がところどころ浅くくびれて緩やかな波状になっていますが、これは「葉」ではなく、<茎節(けいせつ)>と呼ばれる「茎」の変化したものです。
日本の気候では6~11月が花期で、蕾は最初は垂れ下がっていますが、開花直前になりますと上を向いて膨らみ、夜8時頃から芳香を漂わせながら純白の薄い花弁を重ねた上品な花姿を見せてくれます。
花径は10~13センチ、長さは20~25センチ程度の大きさで、翌朝にはしぼむ<一日花>で、受粉しなければ散ってしまいますが、開花中の花やしぼんだ花は食用にでき、咲いている花は焼酎につけておくと保存ができます。
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Posted at 2013-09-21 00:41
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Posted at 2013-09-21 15:09
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