今年の読書(28)『骨の祭壇』フィリップ・カーター(新潮文庫)
Feb
27
死の予感を感じていた<カーチャ>は、孫娘<ゾーイ>に一族の女性は代々、シベリアのノリリスクにある「骨の祭壇」の<守りびと>であると教え、謎めいた言葉を書き残します。
弁護士として平穏な生活を送っていた<ゾーイ>は、祖母の言葉の謎を解くためにひとりフランスに渡るのですが・・・。
1937年にノノリスクの収容所から脱走を試みた男女の行動を起点に、KGBの陰謀、女優<マリリン・モンロー>の急逝、ケネディ大統領暗殺などの史実を下敷きに<ゾーイ>の謎解きが始まります。
「骨の祭壇」の謎を求めて動き回り敵からの襲撃を受ける様は、『ダ・ヴィンチ・コード』の暗号解読官<ソフィー>を連想させ、<ロバート>教授に似た潜入捜査官<ライ>が<ゾーイ>を手助けして二人三脚で謎に迫っていきます。
上下2冊の長編ですが、最後のページまでどうなるのかとワクワクしながら読み終えました。
Posted at 2014-02-27 04:31
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Posted at 2014-02-27 23:48
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Posted at 2014-02-27 05:00
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Posted at 2014-02-27 23:50
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