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- ファルコン植物記(1161)白色の<バラ>(35)【ノイバラ】
日本の代表的な<バラ>の種で、沖縄以外の各地の山野に自生しており、「ノバラ(野薔薇)」とも呼ばれています。
バラ科バラ属の落葉つる性低木で、樹高2メートル程度になり、花期は5~6月、枝の端に白色または淡紅色の花を散房花序に咲かせます。
丸い5弁花で、花径は2センチ前後、黄色い雄しべが多く、いい香りを放ちます。
<バラ>の園芸品種に<房咲き性>をもたらした原種として知られ、日本では接ぎ木の台木に使用されています。
秋には直径6~9ミリ程度の丸い赤い実を熟し、利尿・解毒など民間薬として利用され、『日本薬局方』では「営実(えいじつ)」という名で記載されています。
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