今年の読書(120)『世界記憶コンクール』三木笙子(創元推理文庫)
Oct
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<高広>の雑誌の表紙絵を描いている絵師<有村礼>は美麗の顔立ちで、人気画家の立場でワトソン役を務めています。
副題として<帝都探偵絵図>と銘打たれ、明治の世相を反映した5編が納められていますが、市井の中で起こる事件を人々の交流、父と子の関係を通して解決に導いていきます。
本書は『人魚は空に還る』に続く2巻目ですが、<高広>を取り巻く脇役も個性があり、あえて時代設定を明治時代にしたことが楽しめる一冊でした。
Posted at 2014-10-07 15:35
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Posted at 2014-10-07 16:20
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