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- ファルコン昆虫記(675)同定できない(48)<繭>
幹の窪みをうまく利用して、<繭>が作られていました。
一般的には「蛾」におけるモノを指し、幼虫の口から繊維質状の糸を吐き、これを綴り合わせて袋状の構造を自分の体の周りに作り、その中で<蛹>になります。
成虫になるとその一部を破って羽化しますが、この袋状の構造を<繭>と呼んでいます。
全ての「蛾」が<繭>を作るわけではなく、「スズメガ」類は地表の物陰で<蛹>になりますし、「蝶」のほとんどは<繭>を作りませんが、「ウスバシロチョウ」のような例外もあります。
この<繭>、幹の窪みを利用していますので背面には糸を吐かなくて済み、随分と省力化の<繭>ですが、どの「蛾」の<繭>かまでは同定できる知識がありません。
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