ファルコン昆虫記(741)イタドリの葉に【ナナホシテントウ】(17)
Oct
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日々刻々と変化している自然環境ですが、小さな昆虫にとっての影響が心配です。
朝一番の散歩で【ナナホシテントウ】と遭遇、ふと「朝いちに 天道虫に 出会ひけり」<加藤ゆかり:清月>の俳句を思い出しました。
季語としての「天道虫」は晩夏(主に7月で、「セミ」や「カブトムシ」と同じです。
女性の目から見た「天道虫」の俳句を調べてみました。(氏名の後述は掲載誌名です)
飛ぶ翅を をさめてよりの 天道虫 <稲畑汀子:ホトトギス>
大安日 てんとう虫に 星七つ <藏前幸子:船団>
死んだふりに 飽きて飛び立つ てんと虫 <近藤紀子:槐>
草叢に 紅一点や てんと虫 <国野里子:末黒野>
太陽に もらひし星や 天道虫 <竹下陶子:ホトトギス>
どの俳句も、小さな「テントウムシ」に対する鋭い観察眼に驚かされます。