メスの<カマキリ>がが産卵する<卵鞘>の中には、数百個の卵が産み落とされ、一匹のメスは生涯に数個の<卵鞘>を産卵します。
卵は<卵鞘>のなかで多数の気泡に包まれ、外部からの衝撃や温度の変化に対応しています。
卵から孵化した幼虫は薄い皮をかぶった<前幼虫>という形態で、脚や触角は全て薄皮の内側にたたまれています。
<前幼虫>は体をくねらせながら<卵鞘>の外へ現れ、外に出ると同時に薄皮を脱ぎすてて最初の脱皮を行います。
ネットフェンスの網にいた幼虫は、体長15ミリほどの二令幼虫で「チョウセンカマキリ」かなと見ていますが、「アブラムシ」や「ダニ」などの小型の昆虫を捕獲、身体が大きくなりますと大型の昆虫や蜘蛛などを捕獲していきます。
一つの<卵鞘>から生まれた数百匹の幼虫も、生き残るのは数匹で、まさに弱肉強食の自然界の厳しさを感じさせてくれる、幼虫の行動でした。
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Posted at 2016-05-26 00:00
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Posted at 2016-05-26 14:48
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