本作は、あることをきっかけに自分の殻に閉じこもったまま1人淋しく神戸で暮らしていたケイコ(桃井かおり)が着物ショーに参加するためラトビアを訪れ、そこで過去の震災で行方不明になっていた夫(イッセー尾形)と不思議な再会をするおとぎ話。
桃井さんとは本作で『雨夜 香港コンフィデンシャル』 ・ 『OKI-In the middle of the ocean』に続き3度目のタッグとなるラトビア出身のマーリス・マルティンソーンス監督が手掛け、ラトビアの首都・リガとその姉妹都市にあたる兵庫県神戸市で撮影が行われた。数多くの姉妹都市を持つ神戸市がそのうちの一都市とタッグを組んで映画を製作するのは初の試みです。
桃井さんは震災を経験した女性・ケイコを演じる上で「震災から何年か経って生活は戻ったんだけど、どうしても喪失感を感じてしまう。心はどうやって立ち直ればいいんだっていうその葛藤は表現に取り入れたかった」と話し、その気持ちに加え演じながら“ケイコ”を体験して人物像を作り上げていったそうです。
6月24日から全国で順次公開。関西では7月15日から同市中央区の神戸国際松竹や大阪市淀川区十三本町の第七藝術劇場などで上映されます。
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Posted at 2017-04-05 18:21
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Posted at 2017-04-06 00:27
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