< 寝台特急「サンライズ出雲」(画像:近畿日本ツーリスト) >
かつては1000㎞以上の道のりをひた走る夜行列車が東京駅から次々に発車していた時代もありましたが、それらの列車は新幹線網や航空網の発達で、次々と廃止されていきました。
多くの帰省客が利用する旅客列車ですが、現在、時刻表に載っている定期旅客列車でもっとも長い距離を走るのは、東海道・山陽新幹線の東京~博多間を走る「のぞみ」で1069.0㎞です。1000㎞を超える定期旅客列車は「のぞみ」だけになってしまいました。
在来線では、東京~出雲市間を結ぶ寝台特急「サンライズ出雲」の953.6㎞が最長。夜行の旅を楽しめる列車としても貴重な存在です。
昼間の旅客列車で最長となるのは、博多~宮崎空港間を結ぶ特急「にちりんシーガイア」で413.1㎞。所要時間も5時間30分~6時間ほどかかるため、列車の旅を満喫できることうけあいです。
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