車内や駅構内のマナーに関しての啓蒙<ポスター>としては、浮世絵をアレンジした西武鉄道の 「電車内迷惑絵図」 が面白く印象に残りますが、東京都交通局による「世界マナー美術館」も、有名絵画をアレンジして採用されているようです。
<ムンク>を題材にしたポスターの名前は「世界マナー美術館」。東京都交通局が昨春から始めた、名画を題材にしたマナーポスターです。歩きスマホ禁止、駆け込み乗車注意を訴えています。
2020年開催の東京五輪に向けて、増えつつある訪日外国人にも注目してもらえる、世界共通で知られている絵をモチーフに、今年度のマナーポスターを作ろうと考えられたのが始まりと言います。
この「世界マナー美術館」の第一弾がノルウェーの画家<エドヴァルド・ムンク>の「叫び」です。
絵の人物はムンクの幻想を描いたもので、叫んでいるのではなく、耳をふさいでおびえているというのが現在の通説ですが、ドアに挟まれ、嘆いている姿に駆け込み乗車はやめなければと感じさせ、絵の下側に、英語・中国語・韓国語で駆け込み乗車の注意が表示されています。
夏に車内に吊られた第二弾「歩きスマホはやめましょう!」はフランスの画家<ジャン=フランソワ・ミレー>の「落穂拾い」が採用されています。
歩きスマホを使う男性がぶつかってきて、持っていた籠を落とし、ホームで果物を拾っているという構図に仕立てています。
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Posted at 2018-01-25 23:25
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Posted at 2018-01-25 23:29
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