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- <グーグルロゴ>(36)「ウィリアム・ヘンリー・パーキン生誕180周年」
本日の<グーグルロゴ>は、イギリスの化学者<ウィリアム・ヘンリー・パーキン生誕180周年>(1838年3月12日~1907年7月14日)で、彼は世界初の合成染料である「モーブ:Mauve」を発見したことで知られています。
<ウィリアム>は、ロンドンのイーストエンドに生まれ、15歳にして王立化学大学(現:インペリアル・カレッジ・ロンドン)で学んでいました。「アニリン」をニクロム酸カリウムで酸化したところ、「黒い生成物」が生み出されました。それをアルコールに溶かすと鮮やかな「紫色の溶液」となりました。
彼は、それが染色に活かせないかと考えました。実際に試してみたところ、羊毛や絹を染色できることがわかりました。世界初の合成染料の誕生です。
当時は天然染料しかなく、特に「紫」の色は、希少な貝を原料とした高価なものでした。彼はすぐに、この生成物を「モーブ:Mauve」と名付け、特許を取得、製造する工場を設立します。これまで高価だった「紫」の織物が、手頃な価格で入手できるようになりました。
というわけで、本日の<グーグルロゴ>は、「紫色」が主体でデザインされているようです。
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