<グーグルロゴ>(45)「ヨハン・カール・フリードリヒ・ガウス生誕241周年」
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ドイツのブラウンシュヴァイクに生まれ、子供の頃から勉学に秀でていました。その秀才ぶりが「ブラウンシュヴァイク=ヴォルフェンビュッテル公」の目に留まり、ゲッティンゲン大学へ進学。それ以降、彼の才能は大きく開花します。
19歳の時(1796年)に、「正17角形」が、定規とコンパスだけで作図可能であることを発見しました。
1799年の学位論文では、「代数学の基本定理」を証明。これは、「複素数係数の多項式は必ず複素数の根をもつ」という定理です。
解りやすくいうと、「一次方程式は必ず重複を含めて1個の解を持つ」、「二次方程式は必ず重複を含めて2個の解を持つ」という定理です。
また、彼は数学だけではなく、天文学にも大いに興味を持っていました。
1801年に発見された「ケレス」という小惑星が、観測できなくなったときに、軌道計算を行い、再発見に貢献しました。その功績から、1807年には、ゲッティンゲンの天文台の学長に就任。
他にも、土地の測量時に、どうしても誤差がでることに興味を覚え、測量方法についても研究。それが今日でも用いられている「ガウス・クリューゲル図法」という地図投影法の元になりました。
その他、電磁気学にも携わりました。彼の研究は多岐にわたり、様々な分野で「ガウス」の名のついた法則や記号を見ることができます。