競売「泣く女」10億円@<パブロ・ピカソ>
Jun
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アイアートによると、これまでの最高額は、2000年のシンワアートオークション(東京)で落札された<岸田劉生>の油彩画「毛糸肩掛せる麗子肖像」の3億6000万円。
泣く女性像は代表作「ゲルニカ」(1937年)にも登場し、その制作前後に<ピカソ>が繰り返し描いています。今回の「泣く女」は1939年の作で、作品は縦55センチ、横38センチで、涙を流す女性のデフォルメされた肖像が描かれています。<ピカソ>の愛人だった写真家<ドラ・マール>(1907~1997)をモデルに描いたもの。<ピカソ>の「ゲルニカ」制作の様子を撮影した写真を多く残しています。<ピカソ>の死後、孫に相続されましたが、その後、持ち主が変わり、日本在住の個人が所有していました。
<ピカソ>の作品では「アルジェの女たち」(55年)が2015年にニューヨークで競売にかけられ、当時では最高額の約1億7900万ドル(当時のレートで約215億円)で落札されています。