気ままな散歩もままならぬ身の上としては、車中から眺める景色も貴重な楽しみです。
信号待ちで停車した時に街路樹に目をやりますと、一目で【サルスベリ】だとわかる幹と遭遇しました。雨に濡れてつやつやとすべすべ感がよく出ていました。
【サルスベリ】の花は 「紅の濃淡色」 または 「白色」 で、円錐花序になり、がくは筒状で6裂、花弁は6枚で縮れています。7月頃に咲き、和名の【サルスベリ】は、幹の肥大成長に伴って古い樹皮のコルク層が剥がれ落ち、新しいすべすべした感触の樹皮が表面に現れて更新していきますので、猿も登るとすべるに由来しています。
幹を見て樹種がわかるのは、本種以外では 「サクラ」 ぐらいでしょうか、花や実と違い幹の表情までは、なかなか観察に目がまわりません。
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Posted at 2018-07-06 01:45
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Posted at 2018-07-06 01:49
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