本日のこの日「北神急行電鉄株式会社」設立
Oct
28
高度経済成長期を迎えた昭和30年代後半、神戸市北部から三田地域にかけて大規模団地の開発計画が進行。神戸電鉄のみではまかないきれない需要の増加が予測されました。そこで計画されたのが、神戸市中心部と六甲山の北側を、六甲山地を貫いてショートカットする北神急行線です。
谷上駅付近を除く全線が六甲山地を貫く全長7,276mの「北神トンネル」となっています。このトンネルは1997年に北越急行ほくほく線が開業するまでは日本の私鉄最長の山岳トンネルでした。
その路線である北神線が開業するのは、9年後の1988(昭和63)年4月2日です。たった1駅間、新神戸~谷上間7.5kmの路線ですが、それまで約40分を要していた谷上~三宮間が、わずか10分に短縮されています。