南九州市の知覧特攻平和会館内で、旧陸軍四式戦闘機「疾風(はやて)」のエンジンなど機体内部を公開しています。 点検を兼ねた詳細調査のためにエンジンカバーを外したままの状態で、3月10日まで展示されます。 「疾風」は1944(昭和19)年から南方などの第一線に配備され、沖縄戦でも特攻機として使われました。当時の航空技術を集めた戦闘機で約3500機生産し、現存するのは同館の1機のみとされています。 2月9日からは内部の写真撮影も可能になります。併せて調査の成果を披露されるとか。