< 2018年8月15日に発表された、嫦娥4号の着陸機のデザイン(画像:新華社) >
中国が昨年12月8日に打ち上げた無人探査機「嫦娥(じょうが)4号」が中国時間1月3日午前10時26分(日本時間同11時26分)、世界で初めて月の裏側に着陸しています。国営の中国国際テレビ(CGTN)がツイッターで伝えています。
通信環境や地形などの面で難易度の高い裏側への着陸成功で、米ロに次ぐ「宇宙強国」を目指す中国の技術力の高さを示しました。
宇宙開発は、米国が見直しを求める中国のハイテク産業育成策「中国製造2025」の重点分野。中国には将来の資源開発などで優位に立つ思惑があるとされ、宇宙開発でも米国との覇権争いが激化、米トランプ政権が警戒を強めるのは必至になりそうです。
「嫦娥」は中国の月に住む伝説の仙女の名。地形や中性子線などの月面環境を観測するほか、地質も調査する予定です。
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Posted at 2019-01-03 02:54
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Posted at 2019-01-03 02:58
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