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探査車「玉兔2号」@探査機「嫦娥4号」

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< 玉兎2号(画像:中国国家航... < 玉兎2号(画像:中国国家航天局提供/中国新聞社) >
1月3日の朝、中国の 探査機「嫦娥4号」 が、月の裏側に人類史上初めて着陸に成功し、その約10時間後に搭載していた探査車「玉兔(ぎょくと)2号」を発進させることにも成功しました。これも史上初めてで、移動できる小型探査車が月の裏側で活動する、という快挙となりました。

中国中央電視台CCTVとAP通信によりますと、「玉兔2号」が放たれたのは北京時間の1月3日木曜日、午後10時22分だったとのこと。月の表面は柔らかく雪が積もったかのような状態で、「玉兔2号」が「嫦娥4号」の伸ばした延長レールからが降り、キャタピラの跡をつけながら進んだ様子が届きました。

「嫦娥4号」が撮影したこの写真は、6輪のローバーが月面に2本の轍を残して走り出している様子が写っています。
月の裏側というのは地球から絶対に見えない場所で、これらの写真は史上初のもっとも月の裏の地表に近い場所で撮影されたものになります。

AP通信によりますと、「玉兔2号」の6輪はそれぞれ独立して動くので、1つかそれ以上の車輪が突然故障しても動き回ることができるとのこと。
そして高さ20cm以下の障害物を乗り越えられ、20度までの勾配を登ることが可能です。そして最高速度は時速200mくらい。時速1㎞の5分の1なので、人の歩行速度(時速4~5㎞)の20~25分の1ほどの速さです。

またAP通信いわく、「嫦娥4号」はかつてなかった画期的な技術を使い、着陸前に月面を自動スキャンし、着陸場所を選んだとCNSA(中国国家航天局)が話している、と報じています。

CNNいわく、この探査機には植物も載せられており、低重力下でそれがどのように育つのかも実験しつつ探査が行なわれるほか、カイコの卵も乗っていて、正常に孵化できるか調査されるそうです。
#ブログ #天体 #宇宙 #探査車

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