囲碁の第45期天元戦の本戦トーナメント1回戦が21日、東京都千代田区で打たれ、<藤沢里菜女流本因坊>(20)が<高橋真澄三段>(29)に勝ち、女流棋士として初めて七大タイトル戦の本戦で勝利しました。
七大タイトル戦の本戦にはこれまで、<藤沢女流本因坊>を含め10人の女流棋士(本田幸子・小林禮子・楠光子・小川誠子・吉田美香・小林泉美・加藤啓子・桑原陽子・鈴木歩)が出場しましたが、勝ち星がありませんでした。本戦は、棋聖戦、王座戦、天元戦、碁聖戦、十段戦の挑戦者を決めるトーナメントと棋聖戦Sリーグ、名人戦リーグ、本因坊戦リーグをいい、それぞれ、予選を勝ち抜いた棋士らで争います。
今期の天元戦本戦には32人が出場し、<井山裕太天元>への挑戦権を争います。<藤沢>は2回戦、<彦坂直人九段>(56)と<坂井秀至八段>(45)の勝者と対局します。
今年4月のプロ入りが決まっている <仲邑菫> さん(9)に次ぐ、11歳6カ月での入段記録を持つ<藤沢>は現在、女流本因坊、女流立葵杯、女流名人の3冠を保持して女流の第一人者の地位を確立。碁聖戦でも第43期、第44期と2期連続本戦に進出しています。
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