今年2回目の「スーパームーン」
Feb
16
2月のスーパームーンは、先月(約357,700㎞)よりも地球と月の距離(約356,800㎞)が近いため、2019年で最も大きく見える満月となります。
カレンダー等に表示されている月の満ち欠けでは、2019年2月の満月は20日(水)となっているため、スーパームーンも20日に見ようと考えている方も多いと思いますが、今年2月の満月の瞬間は20日の0時54分頃のため、スーパームーンは19日(火)の夕方~20日(水)明け方頃にかけて出ている月ということになります。
「スーパームーン」とは、もともと天文学の用語ではなく占星術の用語で、明確な定義はありません。この言葉を広めたNASAの研究所の一つであるジェット推進研究所(JPL)のサイトでは、地球と月の距離が近いときに満月になると、平均的な満月よりも大きく、そして明るく見えるため、これを「スーパームーン」と呼ぶとしています。
NASAのサイトでも、地球と月の距離が◯㎞以内の満月という明確な定義はしていませんが、これまでの傾向から、概ね月と地球との距離が36万㎞以内の満月を「スーパームーン」としているようです。
1年で最も大きい満月は、1年で最も小さい満月(2019年は9月14日)に比べて、約14%大きく、最大で約30%ほど明るく見えると言われています。
大きく見える月面ですので 「月面LOVE」 の文字観測もしやすいかもしれません。