<グーグルロゴ>(111)「2019国際女性デー」
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このデモを受けて、ドイツの社会主義者<クララ・ツェトキン>(1857年7月5日~1933年6月20日)さんが、1910年のコペンハーゲンでの国際社会主義者会議で記念の日とするよう提唱、このことから、彼女は「女性解放運動の母」と呼ばれています。
日本では、「1923年3月8日」に社会主義フェミニスト団体の「赤瀾会」が初の集会を開催しました。
国連でも1975年の3月8日以来、この日を「国際婦人デー」と定め、加盟国に対し「女性の十全かつ平等な社会参加の環境を整備する」ように呼びかけています。
イタリアでは、「FESTA DELLA DONNA(女性の日)」、「Ilgiorno della Mimosa(ミモザの日)」とも呼ばれ、男性が日ごろの感謝を込めて、母親や奥さん、同僚などに、この時期にシーズンを迎える黄色い花 「ミモザ」 をプレゼントする風習があります。
この日が強く歴史に刻まれているのは、1917年の出来事です。
1917年2月23日(当時のロシアはユリウス暦を使用していたため、この日が国際女性デーでした)、ロシアの当時の首都、ペトログラード(現在のサンクトペテルブルク)で、食料配給の改善を求めるデモが女性を中心として行われました。
このデモが大きく拡大し、ロシアの「2月革命」のきっかけとなりました。この革命により、ロマノフ王朝による帝政が終焉を迎え、ソビエト連邦の設立につながっていきます。