神戸：ファルコンの散歩メモ

ゴルフの祭典マスターズ・トーナメントは１４日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルＧＣ（７４７５ヤード・パー７２）で最終ラウンドが行われ２打差の２位から出た＜タイガー・ウッズ＞（４３・米）が７０で回り、通算１３アンダーの２７５で逆転優勝を果たしました。米通算８１勝目で、故＜サム・スニード＞の持つ最多勝利数の８２勝まであと１勝となっています。

年に４度のメジャー大会では１１年ぶりの勝利で、＜ジャック・ニクラウス＞（７９・米）の１８に次ぐメジャー優勝回数を１５としています。２００８年にメジャー１４勝目を挙げた後は不倫スキャンダルなど私生活のトラブルや腰の故障で低迷していました。

マスターズでは２００５年以来１４年ぶり５度目の優勝となり、＜ゲーリー・プレーヤー＞（８３・南ア）の１３年を抜くカムバック勝利。２０１８年９月２４日にツアー選手権で５年ぶり優勝を果たして復活。そして今回、２０１９年メジャー初戦を制しています。＜ウッズ＞の復活を印象づける勝利でした。

１打差の通算１２アンダー２位に＜ダスティン・ジョンソン＞、＜ブルックス・ケプカ＞、＜ザンダー・シャウフェレ＞の３人が並んでいます。３日目首位の＜フランチェスコ・モリナリ＞（３６・伊）は単独首位で迎えた後半の１２、１５番でクリークに打ち込み、結局７４と崩れて５位に後退しました。
日本勢は２５位で出た＜松山英樹＞（２７・ＬＥＸＵＳ）は７２で通算３アンダーの３２位、３９位で出たアマチュアの＜金谷拓実＞（２０・東北福祉大）は７８で通算５オーバーの５８位、５０位で出た小平智（２９・ａｄｍｉｒａｌ）は７６で通算６オーバーの６１位でした。