<永瀬拓矢七段>@初タイトル「叡王」
May
11
<永瀬新叡王>は横浜市出身。<安恵照剛(やすえてるたか)八段>門下。2009年、17歳でプロとなっています。2012年、若手棋士らが対象の「新人王戦」と「加古川青流戦」で初優勝を飾りました。タイトル挑戦は2016年の棋聖戦、2018年の棋王戦に続き、今回が3度目でした。
昨年度は勝率0・800(36勝9敗)で全棋士中2位タイ。昨年度から今年度にかけては15連勝を記録しています。受けが得意で長期戦をいとわず、千日手(せんにちて)が多いことで知られます。名人挑戦権を争う順位戦ではB級1組に所属し、A級昇級を狙います。
この「叡王戦」はIT大手の「ドワンゴ」が主催し、第3期からタイトル戦に昇格されています。<高見前叡王>の初防衛はなりませんでした。