神戸ご当地(1119)スパコンの名称「富岳」@理化学研究所
May
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後継機「富岳」は、ポートアイランドの理研計算科学研究センター内にある京の跡地に整備する方針で、大学や企業が研究などで利用できるといいます。
「京」は開発途中の2011年に計算速度で世界一を達成し、2012年9月に本格稼働。2018年まで8期連続でビッグデータ処理世界一となっていましたが、後継機の開発が決まったため、今年8月ごろに運用停止 する方針が決まっています。
理研は今年2月に後継機の名称募集を始め、4月8日の締め切りまでに寄せられた5181件の中から「富岳」が選ばれました。「京」も一般公募を基に決定した名称でした。
「富岳」は「富士山」の別名。富士山のように高く(性能が高く)、裾野が広く(対象分野が広く)、海外での知名度も高くなってほしなどの理由から名付けられています。各国のスーパーコンピュータの名称は山にちなんだものが多く、発音がしやすいことも考慮したといいます。