寄生植物「ストライガ」駆除する化合物@名古屋大学
May
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研究チームによりますと、「ストライガ」は「魔女の雑草」とも呼ばれ、トウモロコシやキビの一種など主食となる穀物に寄生。サハラ砂漠以南のアフリカ大陸に広まっており、農業被害額は年間1兆円に上るとされる被害を与えています。
「ストライガ」の種子は土壌中で数十年にわたって休眠状態となり、イネ科植物の根から出る植物ホルモンに触れると目を覚まし、発芽して寄生。ただ、発芽から4日程度までに寄生できないと枯れてしまいます。
この性質に着目した研究チームは、「ストライガ」だけが反応する人工のホルモンを開発し、種子をまいた植木鉢に散布。寄生する植物がない状態で強制的に発芽させ、枯死させる「自殺発芽」に成功しました。ほぼ全ての種子が自殺発芽し、この土にトウモロコシを植えると、ストライガの寄生は起こらず健全に生育しました。
Posted at 2019-05-27 16:40
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Posted at 2019-05-27 16:45
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