三菱航空機 (愛知県豊山町) が、開発中の国産初のジェット旅客機 「MRJ(三菱リージョナルジェット)」 の名称を「スペースジェット」に変更すると29日、発表されています。MRJは当初計画より開発が大幅に遅れています。名称から「三菱」を外してイメージを刷新し、顧客へのアピールを強めたいようです。 現在手掛けている「MRJ90(88席)」に加えて、一回り小さい「MRJ70(76席)の開発にも本格的に着手。航空機の最大市場である北米で需要が見込める小型のジェット機にも注力するとか。 MRJは、2008年に事業化を決定。初号機の納入は2013年を予定していましたが、設計変更などで納期を5度にわたって延期しています。