<阪神タイガース>(81)来期は長期ロードからスタート
Jul
22
<阪神タイガース>は3月20日(金・祝)敵地ヤクルト戦で開幕。例年なら高校球児に甲子園を明け渡す8月に長期遠征を強いられますが、いきなり5カード連続で本拠地甲子園を留守にする試練の日程になっています。一方、五輪期間の影響で夏の長期ロードが軽減されるなど、異例尽くしの日程でペナントレースをこなすシーズンになります。
東京五輪の来年は、今季より9日前倒しされる3月20日の敵地ヤクルト戦で2020年の開幕戦を迎え、2カード目もビジターのDeNA戦。ようやく3月27日から広島とのホーム(京セラドーム)3連戦が入りますが、その後は再び東京、名古屋への転戦が濃厚になっています。
一方でメリットもあるようです。五輪によるプロ野球の中断期間は7月21日から8月13日まで24日間。このため、甲子園を高校野球に明け渡す恒例の長期ロードも軽減される日程編成となります。また、6月下旬以降の3カ月の間に、敵地のDeNA戦、ヤクルト戦の3カードを東京ドームで行ないます。特に8月22、23日ヤクルト戦は直前の巨人戦から5試合連続の東京ドーム開催が濃厚。五輪会場の横浜と資材置き場の神宮が使えない分、酷暑を逃れて涼しい環境で戦えることになります。
阪神が巨人戦以外の公式戦を東京ドームで行うのは初めて。東京ドームなので横浜や、神宮と違って雨の心配がない。予定も組みやすくなります。前回東京五輪が行われた1964年(昭39)は、球団史上最大の6・5差をひっくり返して逆転優勝。異例の日程を乗り越えた先に、再びの栄光を期待したいものです。
Posted at 2019-07-22 17:29
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Posted at 2019-07-23 00:06
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